歌声合成ソフト「VOCALOID」用音声ライブラリ「初音ミク」が8月31日で発売16周年を迎えた。“歌う機械”ひいてはDTMの歴史を変えたといって本当に過言ではない彼女について、今回はITmedia NEWSの過去記事を見ながらその歴史を振り返ってみる。 今の中学生は全員初音ミク登場時には生まれてもない 初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディアが2007年8月31日に発売した音楽ソフト。楽譜を入力するとかわいい歌声が出力される。23年をもって年齢設定と同じ「16歳」を迎えた。今の中学生以下はまだ生まれてもいない。 時代背景でいうと、この少し前に初代iPhoneが登場している。「解像度320×480ピクセル」に時代を感じる。iPhoneはそろそろ15が出そうという話だが、ミクは今も初代のVOCALOID2版が販売されているし、動作する。 <関連記事:萌えボイスで自作曲を歌ってくれる「初音