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本に関するsnow8のブックマーク (18)

  • 60年代・70年代のカルチャーを1冊に凝縮した『「芸術」の予言!!』 | クリエイティブ | マイコミジャーナル

  • とびっきりの贅沢 - 崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

    は紙でできている。当たり前のことだが、に触れるということは、紙に触れるということだ。 草森紳一先生の蔵書整理をやって、一番よかったと思うのは、何千冊にも及ぶを、実際に手にとることができた、ということだ。特に、リスト入力の作業では、奥付を見るために、必ずページを繰らなくてはならない。指先に、紙の感触を感じるのである。 そうやって、指先に残る記憶をたどってみるとき、印象深いのは、戦後まもなくに出たの感触だ。 この時期の書籍用紙の多くは、現在、ぼくたちが日常的に接している書籍用紙とは、ぜんぜん違う。洋紙というよりは、和紙に近い。表面はザラザラだし、それほど薄いわけでもないのに、向こうが透けて見えそうな気がする。 いかにも、物資が乏しかった時代らしい雰囲気だ。 でも、耐久性という意味では、戦前の書籍用紙よりはすぐれているのではないだろうか。戦前のの紙は、少なくとも、裏ページが透けて見えた

    とびっきりの贅沢 - 崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト
    snow8
    snow8 2009/05/17
    「この本の紙に触れるとき、ぼくの指先は、この本を作った人たちの思いにかすかに触れる。そんな気がする」
  • 『身体としての書物』今福龍太(東京外語大学出版会) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「このは、歩きしゃべり耳を傾ける「書物」である」 「書物」のことをあまりになにも知らないし、買って読んだのこともほとんど頭に残っていないし、それでいったい私は「」の、何がどう好きだというのだろうと思うのだ。それでもやっぱり「書物」についてのは手元にしたくて、そしてたいてい読み終えたある時に、静かに後ろ手で書斎の扉を閉じられるような、そんな気分が残るのだ。 今福龍太さんの『身体としての書物』も、もくじに並ぶアルドゥス、ボルヘス、ジャベス、ベンヤミン、グリッサンなどの文字や、表紙カバーの袖に刷られた《世界のなかに私が住むこと。そして世界のなかに書物が存在すること。この二つの事実の偶然の関わりをめぐる、限りある消息をさまざまに探求することが、書のテクストとして再現された講義の目的であった。》にたちまちひかれてページをめくる。 だが読み終えて聞こえてきたのは扉を閉じ

    『身体としての書物』今福龍太(東京外語大学出版会) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    snow8
    snow8 2009/05/07
    「優れた講義録は読者を聴講生にしてくれる。歩き、しゃべり、耳を傾けてくるからだろう」
  • 『ちょっと昔の道具から見なおす住まい方』山口昌伴(王国社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「消えたのに忘れることができない道具を巡って」 明治生まれのおじいちゃんの遺品を整理していた友人が言った。「おじいちゃんと一緒に暮らしていたころは卓に家族それぞれの箸箱を置いていた。大切にしていたんだけれど、いつのまになくなったんだろう」。私にとっては箸箱なんて子どものころにお弁当に持っていったくらいで、しかもたしかパティ&ジミー柄のプラスチックのものだった。という話をしたら、その家ではおじいちゃんが木でそれぞれの箸入れを手作りしてくれたのだと言う。大きさや柄もばらばらで名前も彫ってあったそうだからさぞや大切なものだったろうし、だからこそその家の特別に素敵な思い出だと思っていた。 山口昌伴さんが『季刊道具学』(道具学会)で連載していた「くらしの道具小事典・消えた道具たち——そして失ったもの」をまとめた『ちょっと昔の道具から見なおす住まい方』に、その箸箱が出てくる。山

    『ちょっと昔の道具から見なおす住まい方』山口昌伴(王国社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    snow8
    snow8 2009/02/23
    「ある道具がなかったころ、私たちはその道具によって暮らしをどう良くしたかったのか。そのためにどんな工夫を重ねていたのか。」
  • だれか1人だけでも - 崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト

    書籍編集者はいつも、担当したが店頭で平積みになっている風景を夢見ながら、仕事をするものだ。その絵の中では、帯はとても重要な宣伝媒体である。パッと見た瞬間に、「おもしろそうだ!」と脳を刺激して、思わず手にとってあわよくばレジまで持って行きたくなるような、そんな帯が理想的だ。 では、1000万人の脳髄を支配するような帯を目指しているのかというと、必ずしもそうではない。には、の性格というものがある。万人に愛されることだけが、幸せではない。恋愛と同じだ。そのを必要としてくれている人たちは必ずいる。たとえ1000部しか売れなくても、そういう人たちにきちんと届けば、それで使命を果たせるなんて、世の中にいくらでもあるのだ。 そういう点で、このの帯は、どうなのだろう? 小林豊『橋の旅』。1976年、白川書院刊。A5判上製箱入り。表紙は紙クロスだが角背、箱は分厚いボール紙でできた、堅牢な造であ

    だれか1人だけでも - 崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト
    snow8
    snow8 2009/01/23
    「とすれば、“橋マニア”は少なくとも1人はいたのだ。この本は、この帯とともに、その人の元に確実に届いたのである。」
  • この本棚がスゴい「本棚2」「本棚三昧」

    スゴい棚を見るとウラヤマシイが、素直に言えない俺ガイル。 「ふんだ、どうせ死ぬまでに読みきれないでしょうしー」とかツンデレぽく腐してみるものの、やっかみにしか聞こえないね。図書館パワーユーザーの看板はおいそれと下ろせないので、こうして人さまの棚でガマンすることになる。 まずヒヨコ舎の「棚2」がいい。 を糧にして生計を立てている人たちの棚は、やっぱりスゴい。物量だけでなく、その人の「色」がよく見える。図書館や書店は、よくも悪くも最大公約数的な選書をしているのと好対照を成している。 たとえば、どう見ても古屋の倉庫にしか見えない岡崎武志の棚群は必見。氏に言わせると、「捨て犬を連れて帰るって感じ」なんだそうな。「それでこんなふうになっちゃったんですね」と次ページのの洪水を見ると、嫁子がかわいそうに思えてくる("逆"なのかもしれないが)。 それから、COCOさんとこのは危険だ。SFS

    この本棚がスゴい「本棚2」「本棚三昧」
    snow8
    snow8 2008/11/28
    「共通していえるのは、「アウトプットはインプットに従う」こと。いい本・芸・味を出している人は、相応のインプットが本棚に現れているね。」
  • 岩波文庫粗製時代 | daily-sumus

    昭和二十年から二十二年頃の岩波文庫をまとめて頂戴した。紙そのものは古びているものの、大半はおそらく読まれないまま放置されていたのであろう、まったく手ズレしていない。翻訳文学と日文学中心で、いくつか、おやっと思うタイトルもまぎれていた。 ÷ 古書渉猟日誌に箱庭での「佐野繁次郎装幀コレクション展」が紹介されている。さらにウーマンエキサイト『女子の棚』では展示の様子を撮った多くの写真がアップされている。臨場感あふれるページなので、大阪が遠いな、という方はぜひご覧いただきたい。

    岩波文庫粗製時代 | daily-sumus
    snow8
    snow8 2008/11/06
    「昭和二十年から二十二年頃の岩波文庫をまとめて頂戴した。/こんなひどい紙、そしてサイテーの印刷の時代でも、多くの人々が本をむさぼるように読んでいた。やっぱり本は、装幀じゃなくて中味次第なのだろうか。」
  • htypo.net/blog » 緊急発刊!!!Helvetica forever 日本語版

    ドイツ語版(既刊),英語版(未刊).に続いて,来年2月に実現しそうです. 急に決まってきました.ぼくが監修っということになります. 来はLinoの小林さんがやられるのですが,お忙しいのでぼくとなりました. このは『HELVETICA HOMAGE TO A TYPEFACE』(小さい赤い)と違って,文の内容をきちんと理解していただきたいですので,和訳の質の向上は重大な任務です.全力を尽くして,がんばります...また,Alfred Hoffmann(haas)氏にまたお会いしてきたいと思っています. 見れば見るほど,今までにないです. 世界の人気者Helveticaの魂がここにあります. == Lars Mullerの2冊のHelveticaに関わるとは,なんとふしぎ. あの小さいに載っていた日の状況写真はぼく.Larsに頼まれて...とっさに撮ってメール添付で送りました.あ

    snow8
    snow8 2008/11/05
    「ドイツ語版(既刊),英語版(未刊).に続いて,来年2月に実現しそうです.」
  • VAGANCE(ヴァガンス) // LEGGO - 「国立国会図書館長・長尾真〜知識はわれらを豊かにする」

    今年で60周年を迎える国立国会図書館。昨年度から第14代館長を務める長尾真館長は、年初に「長尾ビジョン」なる指針を発表した。「知識はわれらを豊かにする」という標語のもと、具体的に図書館が取り組む事柄7項目を高らかに宣誓し、国立国会図書館の決意を内外に知らしめたこの「長尾ビジョン」。その真意はどこにあったのか、そして長尾館長の目指すものとは──「LEGGO」案内人である空間デザイナー・李明喜さんがインタビューを行った。 李:今日は対談とは言いましても、ほとんど僕のほうから聞かせていただくことになると思います(笑)。 長尾:何でも聞いて下さい(笑)。 李:僕は空間を作っていますが、空間を「コミュニケーションが起こりうる環境」と捉えています。それゆえ、サーフェイスデザインとしての建築やインテリアにはあまり興味がなく、空間のデザインを通しての認知や知覚、言語等に興味を持って考察しています。それらを

    snow8
    snow8 2008/11/01
    昨年度から国立国会館長を務める長尾真館長と空間デザイナー・李明喜による対談記事。
  • http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1171.html

    snow8
    snow8 2008/10/17
    「原弘の時代は、たとえば日本語という文字の問題、写真がもつ力、デザイナーたちが組んだときの意志、そういったものをつねに生み続けていた」
  • http://blogs.yomiuri.co.jp/book/2008/09/post-81f0.html

  • エキサイト イズム サービス終了のお知らせ

    平素は「エキサイト イズム」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。 「エキサイト イズム」はサービスを終了させていただきました。 これまでご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。 エキサイト株式会社

    エキサイト イズム サービス終了のお知らせ
    snow8
    snow8 2008/09/24
    「名前の通り、4大少年マンガ誌でできた本棚だ。黒革仕上げのスチールフレームに、びっしりと並ぶ雑誌の小口で棚のパネルとデザインを実現。紙の色と背表紙のストライプがユニークかつ、意外な美しさ!」
  • 「本を読んできたこと」の意味 - 琥珀色の戯言

    を読まない人間 ↑のエントリを読んでの感想。 僕は物心ついたときからたくさんを読んできましたが、高校生くらいまでは、ものすごく疑問だったんですよ。 いわゆる「お年寄り」がなぜを読むのだろう?って。 だって、死が迫ってきても新しい知識を得ようとするのって、無駄じゃないとしても効率が悪いじゃないですか。恋愛小説を読んでも、それが「活かせる」とは限らないし…… まあ、年を重ねるにつれ、「再確認するための読書」というものの存在もわかるようになってきましたし、を読んで泣いてしまう機会も増えてきました。 いわく、「実体験から積み上げたものじゃないと信用できないよ」 これはどうかと思う。ただ、生活に生かせない読書をしてもしょうがない、というのであれば、まあ一理あるかもしれない。 寺山修司的に言えば、「書を捨てよ、町に出よう」というのが「正しい」のだと僕も考えていた時代があったのですけど、「読書

    「本を読んできたこと」の意味 - 琥珀色の戯言
    snow8
    snow8 2008/09/23
    「「読書もまた、人生経験のひとつ」でしかありません。」
  • 吉川弘文館 日本の民俗 全13巻

    snow8
    snow8 2008/09/10
    「国立歴史民俗博物館准教授の安室知氏ら3人の企画編集委員を中心に、計33人の専門家たちが現代も題材にしつつ、平易な言葉で研究の成果をまとめている。」
  • 万葉集と古代の巻物 展覧会の図録についての提案

    観覧用の展示図録を 博物館や美術館で作品や文化遺産を見る時、重要なガイドとなるのが、展示図録です。以前の記事「展覧会のための必備アイテム」で、展示図録を観覧前に購入して、その写真と実物を比較しながら、気づいたことを、書き込むとよい、と書きました。 ところが、2004年頃から、展示図録が、国立の博物館を中心に、質量ともに充実したものとなり、手に持って観覧することが、難しくなってきています。 カラーの図版も豊富になり、しかも拡大写真なども多く含まれています。観覧後、自宅に帰って、今日見た作品を、もう一度じっくりと味わい、また文化遺産を、自分なりに研究するためには、大変有益な書物と言えます。 また最新の研究成果を記した、研究者の論文も収録されています。展示図録は、専門書や学術雑誌と並んで、最先端の研究成果が示された、必読の文献ともなっています。 しかし、その分、大きさは、A4判変形(縦30cm、

  • LIFE&ART | コズフィッシュの「美しい本」 | コズフィッシュ

    祖父江慎さん率いるコズフィッシュは、年間数十仕事を同時進行させる超多忙なデザイン事務所です。 まるで乱丁のような『伝染るんです。』など、常識破りで印刷会社泣かせともいわれる装丁が有名です。事務所は入口から作業場に至るまでほとんどが棚。夏目漱石の『坊ちゃん』をはじめとする古書コレクションや資料が整然と並んでいます。奇抜かつ卓越したデザインの発想と実現力は、作りの歴史や印刷工程に対する深い知識と愛情に裏打ちされています。祖父江さんはブックデザインについて、「の内容にふさわしいカタチを見つけて、巫女さんのように降ろしてあげること」と例えたりします。 今回「降ろして」いただくご相談をしたのは、展覧会の図録。18世紀後半、思想家でデザイナーのウィリアム・モリスがリードし、日々の暮らしに美意識を持ち込んだデザイン運動を大々的に紹介する「アーツ&クラフツ展」です。家具、器、デザインなど、今

    snow8
    snow8 2008/08/06
    「コズフィッシュが手掛ける「アーツ&クラフツ展」の図録作りの過程を、ドキュメント型式で随時紹介します。」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…

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    snow8
    snow8 2008/06/05
    「いまは「本を買うためのリテラシー」の涵養が必要なのだと思った。読者が「どの本を買うか(読むか)」という判断をできるようにするためには、そもそもいまどんな本が出ているのかについての情報が必要である」
  • 蔵書印の世界

    このサイトは、平成15年に公開した「蔵書印の世界」をリニューアルしたものです。内容は当時の記述に基づいています。従来のサイトは、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)でご覧いただけます。 蔵書印は、書物の所蔵を明らかにするために蔵書に捺した印影です。中国で早くに発生し、それが日に伝わってきたとされています。しかし、日最古の蔵書印は奈良時代にまで遡ることができますが、いつ、どのように伝わったかは明らかでありません。ともあれ、以来、江戸時代中期までは社寺や特権階層の者など、極めて限られた人々しか使用することはありませんでした。ところが書物が一般に流通するようになると、学者や文人の蔵書家が出現し、趣向を凝らした多種多様な蔵書印が考案され、用いられるようになりました。 蔵書印にはさまざまな形態があり、それらを使用した時代や機関の種類、個人であれば職業、身分などによってそれぞれ

    蔵書印の世界
    snow8
    snow8 2008/06/01
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