王将戦第2局は佐藤康光九段が逆転で勝利し2連勝 2012年01月27日20:09 コメント( 1 ) Tweet 26日から栃木県大田原市のホテル花月で行われた第61期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第2局は27日午後7時16分、124手で挑戦者の佐藤康光九段(42)が久保利明王将(36)に勝ち、2連勝した。残り時間は久保1分、佐藤1分。第3局は2月16、17日、浜松市のグランドホテル浜松で行われる。 相振り飛車から始まった激戦は、久保がリードして終盤に突入したが、佐藤も懸命に粘って優劣不明の大混戦にもつれこんだ。久保が一瞬のスキを見せたところで、佐藤が久保玉を即詰みに打ち取り、逆転勝ちで10期ぶりの返り咲きへリードを広げた。 1日目から久保が攻勢に立ち、佐藤が封じ手の3二銀(30手目)をはさみ受けて立つ進行になった。久保は左桂を取らせる間に馬と竜を作って佐藤陣を