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ブックマーク / techvisor.jp (3)

  • STAP細胞の特許はどうなってしまうのか? | 栗原潔のIT弁理士日記

    STAP細胞の件、自分は専門ではないので内容のコメントは差し控えますが、天下の理研って結構お粗末なんだなあという印象を持ったことは書いておきます。基は税金で運営されているわけですし、海外から見た日の科学研究の信頼性を損なうという点でも困ったものだと思います。 さて、小保方さん(さらに、問題のNature論文共著者であるバカンティ教授、笹井氏、若山教授、小島教授ら)を発明者とした国際出願がされていることはこのブログでも書きました。その特許出願はどうなってしまうのでしょうか? まず、国際出願(PCT出願)という制度について簡単に説明しておきます。これは、PCT(特許協力条約)という条約に基づいた制度であり、多数国への出願を容易にするために、スイスのジュネーブにあるWIPO(世界知的所有権機関)に出願を行なっておくとPCT加盟国に出願したのと同等の効果を得られる制度です。 ただ、PCT出願を

    STAP細胞の特許はどうなってしまうのか? | 栗原潔のIT弁理士日記
    snowdrop386
    snowdrop386 2014/04/24
    「これだけ社会的に話題になってるし実現可能性がないことは一目瞭然」とはならないわけだな。特許審査の公平性を考えるとやむを得ないけれども。万が一通ってしまった場合は、無効審判で処理する話になるのかな。
  • 小保方さんのラボノートについて | 栗原潔のIT弁理士日記

    STAP細胞のねつ造疑惑に関する理研の説明会において、小保方さんの実験ノートが3年間で2冊しか残されておらず、日付すら記載されていないことから、STAP細胞の存在を証明できないというような説明がありました(参照記事)。 これに対して東大先端研教授の玉井克哉先生が以下のようにツイートしています。 特許出願するような研究で、日時のわからないラボノートしかないというのは、まったくおかしい。昨年までアメリカ特許法が先発明主義だったので、成果の発表で先行しても「発明はこちらが早い」と他にクレームされるおそれがある。それを避けるため改竄不可能な形で詳細な記録をつけておく。 ? 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2014, 4月 3 これはまさにそのとおりです。特にSTAP細胞の研究に関しては、実際に小保方さんを発明者の一人とする特許が実際に出願されている(PCT出願以前

    小保方さんのラボノートについて | 栗原潔のIT弁理士日記
    snowdrop386
    snowdrop386 2014/04/07
    企業にたとえれば「脱税が疑われている企業の帳簿を調査しようとしたら、きちんと記録をつけていないどんぶり勘定だった」
  • ゴーストライターと著作者名詐称罪について | 栗原潔のIT弁理士日記

    日刊サイゾーに「“知らなかったことにして!”佐村河内守氏“仕掛け人”テレビマンとの共犯関係が暴露される?」なんて記事が載ってます。ゴーストライティング(および全聾偽装)の話は佐村河内氏と新垣氏以外の関係者も知っていてだまし続けていた可能性が高いというお話です。誰もがたぶんそうであろうと予測していたと思います。 この話と、以前にブログでも書いた著作者名詐称罪(著作権法121条)の関係はどうなんでしょうか? 第百二十一条 著作者でない者の実名又は周知の変名を著作者名として表示した著作物の複製物(原著作物の著作者でない者の実名又は周知の変名を原著作物の著作者名として表示した二次的著作物の複製物を含む。)を頒布した者は、一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。 上記記事では、事情を知っていたのはテレビマンということであり、121条の罪の対象は「頒布した者」(放送は対象で

    ゴーストライターと著作者名詐称罪について | 栗原潔のIT弁理士日記
    snowdrop386
    snowdrop386 2014/02/18
    この条文を詐欺ではなく不正競争を防止するための規定と解釈すれば、「冒用であること」を条文にない構成要件として加えることができ、ゴーストライターは対象外とすることができるかなあ。
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