山陽新幹線の車内から飛び降りたとして男が逮捕された事件で、男は、間違えて反対方向の新幹線に乗ったなどと供述していることが分かりました。 大阪府に住む54歳の無職の男は、14日午前11時すぎ、新神戸駅周辺で緊急停止した山陽新幹線の下り線の車内から線路に飛び降りたとして、新幹線特例法違反の現行犯で逮捕されました。 警察のその後の調べで、男は新大阪駅から新幹線に乗車していて、反対方向の東京駅へ向かう乗車券を持っていたことが分かりました。 男は、グリーン車のデッキにある、非常時に新幹線の扉を開ける装置を使って扉を開けたとみられ、飛び降りた際に右足を骨折しています。 警察の調べに対し、男は容疑を認めていて、慌てて乗ったら下りの新幹線だったという趣旨の供述をしているということです。