金 哲彦の香川丸亀ハーフマラソン 特設ランニングクリニック 2006年12月■強度の高いトレーニングを取り入れよう よく、「練習はジョギングだけで良いのですか？」と質問を受けることがあります。もちろん、ジョギングだけでもあるところまでは走れるようになります。しかし、記録を狙ったり、短時間で効率よく練習を行ったりというときに、強度の高い練習が必要になってきます。 そのような練習としては、いくつか方法があります。ここでは、インターバルトレーニングと、ペース走を紹介します。 ■インターバルトレーニングについて 「インターバルトレーニング」は根性練習の代名詞のように使われることも多い、強度の高い練習として知られています。 その昔、人間機関車といわれたザトペック選手(中距離ランナー)が始めたトレーニングですが、これは全速力の80～90％の疾走を、不完全休息をはさんで数回繰り返すものです。 インターバルトレーニングを全力疾走の繰り返しと思っている人が多いようですが、完全に回復
