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ブックマーク / courrier.jp (10)

  • ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ

    イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解

    ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ
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    so_kb 2024/05/01
  • 埼玉のクルド人街は日本の「移民政策の愚かさ」を物語っている | 在日クルド人コミュニティ「ワラビスタン」を取材して

    トルコ系クルド人が集住する埼玉南部、通称「ワラビスタン」を英誌が取材。外国人労働者に依存しながらも彼らを歓迎しない日の移民政策は愚策だと指摘している。 クルド人の数が10年で4倍に 東京の北にある埼玉県蕨(わらび)市の教室で、11歳の少年が日語でおしゃべりしながら「川」と「木」の漢字を書く練習をしている。別に珍しくもない光景だ。その少年、ボランが日人ではなくクルド人ということを除けば──。 蕨市とその周辺地域には約2000人のトルコ系クルド人が暮らしており、その数はこの10年で4倍に増えた。通りにはケバブ屋が軒を連ね、ゴミの分別方法がトルコ語で書かれている。地元では「ワラビスタン」と呼ばれている地域だ。 このコミュニティは、ここ数十年における日の最大の社会的変化のひとつを物語っている。高齢化が進んで労働人口が減少する日では、新たな人材が切実に求められているが、日政治家はいまな

    埼玉のクルド人街は日本の「移民政策の愚かさ」を物語っている | 在日クルド人コミュニティ「ワラビスタン」を取材して
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    so_kb 2024/01/09
  • 仏紙が唸る「数学を世間に広める能力で、時枝正にかなう者はいない」 | 直感の逆を突き、驚かせ、人の未知への欲求を刺激する

    スタンフォード大学の教授で数学者の時枝正(ときえだ・ただし)は、「おもちゃ」を使って数学や物理の定理を解き明かす。スープ皿や木のレール、大きなコインを手に、「ショー」とも呼べそうな講義をいかにも楽しげに始めるその姿に、聴衆は一瞬にして心を惹きつけられるという。 数学者には二つのタイプがいるという──。一つは、チョークを握り黒板に向かう、理論派タイプ。もう一つは、フェルトペンとホワイトボードを使う、どちらかというと応用数学系の人である。 その伝でいうと、時枝正は第三のタイプの数学者である。しかもこの第三のタイプは、世界広しといえども彼一人だけの可能性がある。 時枝は仕事道具をどれも煎の空箱から取り出すのだが、箱は「すべて同じブランドのもの」なのだそうだ。たとえばその中身は、見かけはそっくりなのに、転がるものと転がらないものがある二つの不思議な構造物。ひもや輪ゴム、クリップの扱い方は、まるで

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    so_kb 2023/06/10
  • 母親と子供2人がロシアの砲弾に殺される 米紙記者の目前でウクライナ人一家は惨殺された | 民間人の退避ルートだった橋に直撃

    ウクライナの首都キエフ近郊イルピンで、退避しようとしていた母親と子供2人が、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の取材班の目の前でロシア軍の砲弾の犠牲になった。同紙は死亡直後の一家の写真とともに砲撃の瞬間を報じる記事を一面トップに掲載した。 ぐったりと横たわっていた その橋は、ロシアのキエフ進攻を阻止しようとしたウクライナ軍によって数日前に爆破されていた。だが崩壊しそうになりながらも、戦火から逃れようとする市民にとって命綱の退避ルートになっていた。 3月6日の朝、キエフを目指すウクライナ人たちは橋の手前に集まり、そのイルピン川を無事に越えることができるか思案していた。ほどなく、ある家族が覚悟を決めて、一か八かの賭けに出たときだ。 ロシア軍の迫撃砲が直撃。彼らがようやく橋を渡りきり、キエフに入った瞬間だった。

    母親と子供2人がロシアの砲弾に殺される 米紙記者の目前でウクライナ人一家は惨殺された | 民間人の退避ルートだった橋に直撃
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    so_kb 2022/03/08
  • 白人と黒人の少年が殴り合い、止めに入った警官は「黒人の子だけ」手錠をかけた | 「人種バイアス」だと批判高まる

    アメリカで白人と黒人の少年2人が殴り合いのけんかをする動画が物議を醸している。けんかが激し過ぎたからではない。止めに入った警察が、黒人の子だけを押さえつけて手錠をかけたからだ。 けんかの様子が撮影されたのは2月12日。ニュージャージー州のモール内にある休憩エリアのような場所で起きた。10代のグループが集まっているなかで、2人の少年が言い争いを始め、ほどなく殴り合いに発展。警官2人が駆けつけ、少年たちを引き離した。 問題はここからだ。

    白人と黒人の少年が殴り合い、止めに入った警官は「黒人の子だけ」手錠をかけた | 「人種バイアス」だと批判高まる
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    so_kb 2022/02/22
  • アフガン女性が英紙に寄稿「見渡せば女性たちの怯えた顔と、それを面白がる男たちの醜い顔ばかりだ」 | 24年間の努力がすべて水泡に帰した

    8月15日、アフガニスタンの反政府勢力タリバンが首都カブールを制圧した。当たり前の日常と輝かしい未来を一瞬にして奪われたカブール在住のアフガニスタン女性が、悲痛な叫びを英紙「ガーディアン」に寄せている。 大学卒業を目前にして、すべてを奪われた 日曜日の早朝、授業のために大学へ向かっていると、女子寮から女性たちが駆け出してきた。何があったのか尋ねると、タリバンがカブールに到着したので警察が避難するよう言っている、ブルカを着ていない女性は殴られるのだと言う。 私たちは家に帰りたかったが、公共交通機関は使えなかった。女性を乗せたことの責任を負いたくないからと、ドライバーたちが乗せてくれないからだ。寮で生活していた女性たちからすれば、さらに悲惨だ。彼女たちはカブール外の土地から来ていたので、どこへ向かえばいいのかもわからず、怖がり、混乱していた。 一方で周囲に立っていた男たちは、少女や女性たちをバ

    アフガン女性が英紙に寄稿「見渡せば女性たちの怯えた顔と、それを面白がる男たちの醜い顔ばかりだ」 | 24年間の努力がすべて水泡に帰した
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    so_kb 2021/08/17
  • アマゾンは倉庫でコロナ患者が出ても従業員に伝えず、“重篤患者”にも出勤を命じた | ウイルス対策の不備に抗議をした従業員は解雇

    重症コロナ患者に届いた出勤命令 2020年9月、アン・カスティーリョはアマゾンから、不可解なメールを受け取った。彼女の夫は同社で5年間働いており、直近の勤務地はニューヨーク市への物流拠点となるスタテン島にある巨大倉庫だった。 カスティーリョは自分の目を疑った。そのメールでは、夫が夜勤に戻るよう求められていたが、42歳になる夫のアルベルトは春に残業を連日強制され、同倉庫から初めて出た新型コロナウイルス陽性反応者の一人だったのだ。熱や感染に苦しみ、脳にも大きな損害を受けた。

    アマゾンは倉庫でコロナ患者が出ても従業員に伝えず、“重篤患者”にも出勤を命じた | ウイルス対策の不備に抗議をした従業員は解雇
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    so_kb 2021/07/10
  • 「ティアロエ虐殺」の真実を求めて─仏軍に虫けらのように殺された“セネガル狙撃兵”たち | 歴史の闇に葬られた惨劇

    第二次大戦中、フランスは植民地の西アフリカから約20万人の「セネガル狙撃兵」を召集した。しかし戦後、セネガルに帰還した彼らは仏軍に銃殺され、「脱走兵」の汚名を着せられた。歴史の闇に葬られた「ティアロエ虐殺」の真実を求めて、遺族の長い戦いが続いている。 「遺体を掘り起こさなければならない」 死ぬ前に父親の骨を見たい──それが年老いた彼の最後の願いだ。 一族に着せられた汚名をそそぐにはそれしかないと、彼は言う。それは、長らく葬られてきた真実を世界に向かって証明する唯一の方法でもある。 真実とは、第二次大戦中、フランス解放のために戦った西アフリカ人兵士数百人が帰還後のある朝、仏軍司令官らの命令によって殺されたことだ。 「あの白人の男たちは、黒人の男たちをごみのように捨てたのです」 犠牲者たちは「セネガル狙撃兵」連隊に所属していたが、多くはセネガルと同じくフランス植民地だったブルキナファソやギニア

    「ティアロエ虐殺」の真実を求めて─仏軍に虫けらのように殺された“セネガル狙撃兵”たち | 歴史の闇に葬られた惨劇
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    so_kb 2020/10/05
  • 「ドゥテルテは彼らを獣のように無慈悲に殺した」 フィリピン麻薬戦争の実態 | ピュリツァー賞カメラマンが切り取った

    2017年1月12〜13日にフィリピンを訪問した安倍晋三首相は、首都マニラのみならず、ドゥテルテ大統領の地元・南部ミンダナオ島のダバオにも訪問し、両国のパートナーシップを強化したい姿勢を示した。 だが、そのフィリピンではいま「麻薬犯罪撲滅」という政策のもと、大規模な殺戮が起きている。ドゥテルテが大統領に就任してから、わずか半年で6000人以上の容疑者が殺害されているのだ。 残忍な殺害現場の様子と悲嘆に暮れる家族の姿は、見る者を戦慄させる。 ※この記事は、2017年のピュリツァー賞でも「報道写真部門」を受賞しました。以下の記事内には、フィリピン国内で起きた殺人現場の画像が含まれています。閲覧の際にはご注意ください。 半年で6000人以上が“処刑” 2016年6月にフィリピン大統領に就任したロドリゴ・ドゥテルテは、選挙中に掲げた公約通り、厳格な麻薬犯罪の取り締まりを開始した。 麻薬常習者や売人

    「ドゥテルテは彼らを獣のように無慈悲に殺した」 フィリピン麻薬戦争の実態 | ピュリツァー賞カメラマンが切り取った
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    so_kb 2017/01/15
  • 神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”

    しばしば国際的な争点ともなる靖国神社と異なり、あまり議論されることのない伊勢神宮。だが、目と鼻の先の伊勢志摩でG7サミットが開催されたことからもわかる通り、政治的な存在感は高い。仏高級紙は、この伊勢神宮を切り口に、「神道と日政治」について深い議論を展開している。 日では常に曖昧な「宗教と政治」の関係 白い小石を敷き詰めた地面に建てられた柱の上に、明るい色の木造の建造物が建っている。とんがった屋根は茅葺きで、棟木は金色の鰹木で飾られている。 ここ伊勢神宮内宮は、訪れた人が戸惑うほどの簡素さに満ちているが、日で最も崇められている場所だ。日の神話で、皇室の祖神とされる天照大神が祀られているからである。 安倍晋三首相が、2016年5月のG7サミットで各国首脳を迎えるのに、この神道の聖地を選んだのには下心があったはずだ。しかし、先進国首脳会議を伊勢神宮の目と鼻の先で開催し、各国首脳を神宮参拝

    神社の政治利用から初詣ラッシュまで 「ル・モンド」紙がみた“神道のいま”
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    so_kb 2017/01/09
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