衆院は23日の議院運営委員会の理事会で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島(島根県)上陸と天皇陛下への謝罪要求発言に抗議する決議案と、香港の活動家の尖閣諸島(沖縄県石垣市)上陸に抗議する決議案の2決議案を24日の本会議で採決することを決めた。民主、自民、みんな、国民新、改革無所属の会、たちあがれ日本の6会派が共同提出し、生活、公明も加えた賛成多数で可決される見通し。 李大統領の一連の言動に関する決議は「李明博大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議」。竹島上陸を「強く非難する」としたうえで、政府に対し「韓国政府に政治的・法的に毅然(きぜん)とした措置」を取るよう要求。謝罪要求発言をめぐっても「極めて非礼な発言であり、決して容認できない」とする。 また、尖閣諸島に関する決議は「香港の民間活動家らによる尖閣不法上陸に関する決議」。活動家の上陸を「極めて遺憾で全く受け入れ