ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は1日、BSAメンバー企業と関西地域所在のメーカー(A社、仮名)との間におけるビジネスソフトウェアの著作権侵害に関し、5月20日付で、総額3億1520万5272円の和解が成立したと発表した。 本件は、BSAへの通報を端緒とする全世界における事案の和解総額として過去最高額となるという。BSAが組織内違法コピーの問題解決のため設置している情報提供窓口への通報が端緒となり発覚したもので、著作権侵害発覚後に行われたA社による社内調査の過程では、「Adobe Illustrator」「AutoCAD」「FileMaker Pro」「Microsoft Office」等、のべ3913本にものぼる大量の違法コピーが発見された。権利者であるアドビ、オートデスク、ファイルメーカー、およびマイクロソフトのBSAメンバー企業4社とA社の間で問題解決に向け協議され、今