2011年3月から、“スマーター・コマース”という次世代商取引のコンセプトをグローバルに提唱しているIBM。このコンセプトは、スマートフォンやソーシャルメディアなどによって、より“スマート”になった消費者を中心に据えた新しいビジネスモデルを4つの領域に分類して定義したものだ。近年急速な市場拡大を続けているデジタルマーケティング関連のソリューションも、同社においては、このコンセプトの元に展開されている。日本IBMの浦畑奈津子氏に、日本でも急速に立ち上がるデジタルマーケティング市場の動向ならびに、同社マーケティングソリューションの概要、そしてその展開について話を聞いた。 顧客起点で4つの領域にわたる商取引全体を一気通貫で最適化する IBMがグローバルに提唱するスマーター・コマースは、日本国内においては2014年6月にローンチされた。先にも述べた通り、スマート化した顧客を起点にした新しいビジネス
【ゲスト寄稿】2013年はソーシャルメディアマーケティングにおける意識の変革期(高野修平:音楽マーケティング・コンサルタント) この記事は、企業のデジタルマーケティング、ソーシャルメディアマーケティングを支援するコンサルティング会社トライバルメディアハウスで、コミュニケーションプランナーを務める高野修平さんにゲスト寄稿していただきました。 所属先では、レコード会社のソーシャルメディア戦略を手がけ、また様々な業種業態のコミュニケーション戦略を担当しています。 著書では、日本で初めてソーシャルメディアと音楽ビジネスに焦点をあてた『音楽の明日を鳴らす-ソーシャルメディアが灯す音楽ビジネス新時代-』は音楽業界関係者なら必読。その他には共著『ソーシャル時代に音楽を”売る”7つの戦略』があります。現在2014年に出版予定の3冊目を執筆中。また近く音楽マーケティングをテーマにしたブログも再ローンチ予定。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IBMは米国時間9月16日、自然言語ツールと予測アルゴリズムを活用した企業ユーザー向けサービス「Watson Analytics」を発表した。30日以内にベータ版を提供し、フリーミアムモデルの価格設定で11月から一般提供を開始する。 IBMは認知コンピューティングシステム「Watson」の商用化に10億ドルを投じるとしているが、多用な業種に対応してデータを取り込み学習させるためにカスタマイズする必要があるという、難しい課題も抱えている。Watson Analyticsは、より小規模なスケールでアナリティクスを提供するための道筋となるものだ。 Watson AnalyticsはWebサイトを通じて、PC、「Android」、「iOS」で無
写真1●米IBM Information and Analytics Group, Senior Vice Presidentのボブ・ ピッチャーノ氏(右)と、同 Predictive and Business Intelligence, Business Unit Executiveのマーカス・ハーン氏(左) 米IBMは2014年10月27日(米国時間)、米国ラスベガスで開催中のイベント「IBM Insight 2014」のジェネラル・セッションで、講演の目玉の一つとしてデータ分析のクラウドサービス「Watson Analytics」のデモを披露した(写真1~4)。既にサイトを公開済みで、近日中にベータ版サービスを始める(Watson Analyticsのサイト)。SQL文を使わず自然言語で解析を指示できるなど、ITや統計解析の専門知識がない一般従業員にも使えるという。 IBMは、データ
先週の火曜日(2011年5月10日、ずいぶん前になっちゃいました)、トランスコスモスさんまで、アクセス解析ツールCoremetrics Analytics(コアメトリクス アナリティクス)の詳細をお伺いしてきました。インプレス安田さんのご厚意です。ありがとうございます。 海外ではSiteCatalystと並んで取り上げられるような大手のWeb解析ツールですが、2010年にIBMがCoremetricsを買収し、日本でも晴れて今年から本格的に販売していく模様。 機能の説明とデモの拝見とざっくばらんな質問、という感じでしたので、実際にはゴリゴリと利用しておりません。ですので、書いてよさそうなレベルで箇条書き程度のメモとして残しておこうと思います。 Coremetrics Analyticsの機能面 LIVE Profile(ライブプロファイル)というデータ収集方法がキモ。強力というかすごいとい
日本IBMは11月20日、Webサイトを訪れる顧客の行動を分析し、結果に基づいてWebサイトの変更や電子メール配信を行うなど、個々の顧客行動に応じてリアルタイムに適切なマーケティング活動を実施するためのクラウド・サービス「IBM Marketing Center」の販売を開始すると発表した。 本サービスは、マーケティング担当者向けにSaaSで提供、ブラウザを導入したパソコンからインターネットを介して簡単に利用できる。また、Webサイト上の顧客行動を分析する機能や、個々の顧客に応じたコンテンツをWebサイトに表示する機能、電子メールによるマーケティング機能など、従来は個別に提供されていた機能を統合し、ワン・ツー・ワン・マーケティングに必要な機能をワンパッケージにしている。 例えば、マーケティング担当者が、Marketing Centerを活用し、ある商品の販売を促進するためのキャンペーンを開
IBMが米国時間9月20日、データ分析企業のNetezza(本社:マサチューセッツ州マールボロ)を、約17億ドルの現金取引で買収する予定だと発表した。 両社は、IBMがNetezzaに対して1株当たり27ドルを支払うことで最終合意に達した。 約500人の従業員を抱えるNetezzaは、高性能な分析を扱う企業向けに設計されたデータウェアハウス(DWH)アプライアンスを提供する。IBMは共同声明で、Netezzaのアプライアンスは導入が容易で、営業、製品開発、人事などの各部門レベルまで分析結果を迅速に提供できるようになる点を強調した。 IBMのSoftware & Systems担当シニアバイスプレジデント兼グループエグゼクティブのSteve Mills氏は、声明で「IBMは広く人々に分析を提供していく」として「Netezzaは、当社のビジネス分析機能と顧客層を強力に補完してくれる」と述べてい
ブロックチェーン普及の突破口になるか!? ジャスミーが目指す「インテル式」の市場開拓 2023/02/13 09:00
「ad:tech tokyo 2014」で登壇したオーケリー氏は、はじめにプログラマティック広告についての「間違った仮説」について言及した。 「第1の間違った仮説は、“プログラマティック広告に関するビジネスは、指数関数的にいつまでも成長する”というものだ。しかし広告業界の中で成長すればするほど、その先さらに成長することは難しい」 ある米国でのデータでは、2011年から2012年にかけてプログラマティック広告は10億ドルから20億ドル近くの規模に増えたが、成長率は鈍化したという。 またデジタルディスプレイ広告がプログラマティックテクノロジーを利用する割合は、2016年には24%程度と予想されており、オーケリー氏は「コンシューマのモバイルデバイスの利用が進むと、さまざまな広告フォーマットを活用する必要が出てくる」と指摘する。 「たとえばRTBは広告における抜本的な革新であることは否定しないが、
2011年3月から、“スマーター・コマース”という次世代商取引のコンセプトをグローバルに提唱しているIBM。このコンセプトは、スマートフォンやソーシャルメディアなどによって、より“スマート”になった消費者を中心に据えた新しいビジネスモデルを4つの領域に分類して定義したものだ。近年急速な市場拡大を続けているデジタルマーケティング関連のソリューションも、同社においては、このコンセプトの元に展開されている。日本IBMの浦畑奈津子氏に、日本でも急速に立ち上がるデジタルマーケティング市場の動向ならびに、同社マーケティングソリューションの概要、そしてその展開について話を聞いた。 顧客起点で4つの領域にわたる商取引全体を一気通貫で最適化する IBMがグローバルに提唱するスマーター・コマースは、日本国内においては2014年6月にローンチされた。先にも述べた通り、スマート化した顧客を起点にした新しいビジネス
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