有名な三銃士物語を含むアレクサンドル・デュマ・ペールの大作、「ダルタニャン物語」はこのブログ開始直後に読書記録を書いています。 「ダルタニャン物語1友を選ばば三銃士」アレクサンドル・デュマ著 - 爽風上々のブログ まず、このダルタニャン物語の文庫版全11巻というものはいったん絶版されており、私が全冊購入してそろえているのは当時は珍しかったこと。(現在は復刻されているとか) そういった周辺事項のみの記述とし、あえてあらすじや中味については触れずに済ませたようにも思います。 もうそれから10年、ブログ経験も積み少しはネタバレも承知でやってもという心積もりもできたので、再読してみようと思います。 とはいえ、あらすじを一つ一つ書いていくのも芸が無さすぎのようなので、デュマの筆力を注ぎ込んで描写したと言える印象的なシーンをいくつか紹介していくことにしたいと思います。 なお、その印象というものは、もし