スウェーデンの研究で、精神障害者に外来で、月500クローナ(約7500円)を9ヶ月間、「余暇に使いなさい」と支給すると、7カ月後の症状(抑うつと不安)が対照者(支給を受けない患者)より改善する、という論文が出た。確かに僕の外来にも、僕の精神療法や薬より「お金」の方が有効だろうと感じる人はいっぱいいる。貧乏は身体にも心にも悪いのだ。自殺直前の人だって宝くじが当たれば暫くは自殺を思い留まるのは当然だろう。でも、月7500円とはちょっと驚きだ。その位の薬は幾らでもあるからね。僕は抄録しか読んでないのでそれ以上のコメントは控えます。madinamerika.comのサイトで仕入れた情報です。心の健康も金次第なのか、どうか。
by Craig Sunter ストレスは精神的な不調、体調不良と体に悪いことの原因であり、ストレッチをしたり、読書をしたり、あるいあは猫の写真やムービーを見たりと、みんな自分に合ったストレス解消法を何かしら持っているはず。 そのストレスは、自分が直接受けたプレッシャーからだけ生まれるものではなく、「誰かがストレス環境下にある」という光景を直接的・間接的に見るだけでも“伝染”してストレスになりうるものであるということが研究で明らかになりました。 Cortisol increase in empathic stress is modulated by emotional closeness and observation modality http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0306453014001243 Your TV Mi
戦わなきゃ、現実と。 同じテイストの漫画 タグ:猫を殺す仕事の漫画にて同じようなテイストの漫画を描いています。よろしければご覧ください お知らせ:同人誌『猫を殺す仕事』をamazon kindle(電子書籍)で発売しました。 大体、今回の漫画みたいなテイストの漫画と、そうでないような感じの漫画がのってます。 詳しくは下の※試し読み、と書いてるリンク先を読んでみてください。 猫を殺す仕事 作者: 小島アジコ発売日: 2015/11/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る ページ数は全112ページになります。物理書籍と台割が若干異なります。(見開きをせずに1ページずつ見ていくのを想定した構成にしてあります) 収録作品一覧 神様の仕事 電車がこない ※試し読み お金ください テレビくん また来世 ※試し読み 猫を殺す仕事 ※試し読み こどものくに 大人になるの
あなたは楽観的な性格だろうか?それとも悲観的な性格だろうか?自覚してはいるのだが、私はかなり悲観的性格である。本書に掲載されている「改訂版楽観性尺度-LOT-R」でも、その数値は悲観的性格を表す9点という結果であった。平均的な人たちは15点前後で、緩やかな楽観主義に分類されるらしい。最大点は24点で最小は0点だ。点数が高いほど楽観的で低いほど悲観的な性格であるらしい。 本書によると、人の楽観や悲観といった性格が、人生に対する幸福感や社交性、問題に対処する場合の粘り強さと社会的成功、また寿命にまで大きな影響を与えているというから、何とも心を冷え込ませる結果だ。 だが、私と同じく悲観的性格を自任する人々に朗報だ。本書には最新の脳科学によって悲観的性格を理解し克服していくヒントが記されている。また、楽観的性格の人も油断してはいけない。人の脳はいとも簡単に楽観的な性格を悲観的性格へと変容させるのだ
〔アドラー心理学とは〕 アドラー心理学は、オーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラー (A.Adler)が創始し、その後継者たちが発展させた心理学の理論、思想と治療技法の体系です。 個人心理学(Individual Psychology)というのが正式名称ですが、個人心理学というと、個人を細かく分析したり個人のみに焦点を合わせるように誤解されやすいので、日本 では、この名称はあまり使われません。 理論的な特徴としては、 人間を分割できない全体として把握し、理性と感情・意識と無意識などの対立を認めないこと(全体論) 行動の原因でなく目的を理解しようとすること(目的論) 客観事実よりも、客観事実に対する個人の主観的認知のシステムを重視すること(認知論) 精神内界よりも個人とその相手役との対人関係を理解しようとすること(対人関係論) などをあげることができます。 思想的な特徴としては、
今週水曜日の「あさイチ」の「母が重たい」特集に出演して、たくさんのメッセージをいただきました。みなさま、あたたかいお言葉ありがとうございます。 番組の最後に読まれた批判FAXに傷ついた、悲しくなった、という方も多かったです。 批判FAXというのは、 「そこまで育ててもらったのにそんなこと言うのは母親に甘えてるだけ」とか 「母親だって大変なんだから、愚痴くらい聞いてあげなさい」とか そういうのです。(「愚痴くらい」というのは番組で読まれていたか分からない、私が見ただけかも) ツイッターでも反響がすごくて、 「『母が重たい』なんて簡単に言わないで」 とかも見ました。 それに対して放送中にもっとうまく反論できたらよかったなと思ったんだけど、その批判FAX聞いている時どうしてもボーっと頭が真っ白になってしまった。 普段、「母親に甘えてるだけ」系の“辛辣”な意見ってほとんど私のところには来ない。「毒
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6月3 本を手放す後悔はじわじわやってくる〜『捨てる女』 カテゴリ:本の紹介 日曜日に、無事引越し完了しました。 まだまだ荷ほどきは終わっていませんが、ひとまず生活はできるようになりました。インターネットもつないだし。 うーん、それにしても荷物が多い。開けていないダンボール約20箱は本。これでも引越し前に400冊程度は処分したのだけど・・・ 事務所にも本が山積みなので、これをまた家に持ってきたらすごいことになっちゃいます。 さらに処分するしかない!と一瞬意気込んだのですが、イラストレーター、ルポライターの内澤旬子さんの『捨てる女』を読み終えて、ウームと悩んでしまいました。 捨てる女 [単行本(ソフトカバー)]内澤 旬子本の雑誌社2013-11-20 『捨てる女』は、もともと収集癖があって、ものを捨てられない内澤さんが乳がんの治療をきっかけに突然「何もない部屋」に住みたくなり、「捨て暮らし」
捨てる女 作者: 内澤旬子出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2013/11/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (19件) を見る 内容紹介 「なんでも貰う拾う集める貯める暮らしから、捨て暮らしに一転したあたしの人生。捨てるものがなくなったそのとき、雲水のごとく自在になるのか、それとも真っ白い灰になって燃え尽きるのか、さっぱりわからないまま、今はとにかく捨て続けるしかないのでありました」(本文より) 『身体のいいなり』の次は"気持ちのいいなり"となった著者が、生活道具や家具などから自ら長年蒐集してきたお宝本まで大放出する捨て暮らしエッセイ。「本の雑誌」大好評連載「黒豚革の手帖」、ついに単行本に! おお、『世界屠畜紀行』の内澤旬子さんの「断捨離」本か…… などと思いながら手に取ったのですが、『本の雑誌』に連載されていた「黒豚皮の手帖」をまとめたものだったのですね
最初にお断りしておく。このレビューを読んで多くの人が「自分のことか?」と怯えるだろう。まだ見世物的に報じられる日本のゴミ屋敷だが、「強迫性貯蔵症」(ホーディング)の実態は明らかにされていない。自分ひとりで悩んでいる人も多いかもしれない。事実、自分に置き換えると、少々悩ましいことでもある。 仕事柄、身の回りに本を置くことは多い。しかしふと気が付くと、仕事場のパソコンまわりに大量の本が積み上がっている。ざっと数えても百冊近くある。年末の大掃除でだいぶ古本屋に持っていたのだが、いつの間にこんなに増えてしまうのだろう。毎日の習慣で、朝刊の広告で新刊をチェックし、買い物に出るときに書店で手に入れる。そんなことが続いているのだから当たり前といえば当たり前のことだ。 世間で“シンプルライフ”や“断捨離”が持てはやされるのと対照的に「ゴミ屋敷」や「汚部屋」が問題視されている。なんでもかんでも溜め込み、人の
読者のみなさんは研究者という人種についてどのような印象をお持ちであろうか。「より良い社会の実現」という旗印のもと、その実こっそり個人のロマンを追い求めがちな、気楽でハッピーな時間を過ごす近代のヒッピー。もし身の回りに研究者の友人がいたら、その様な印象をお持ちではないだろうか。 しかし、2012年に米カリフォルニア大学バークレー校のデヴィッド・カード教授らがトップクラスの学術誌「American Economic Review」誌に発表した研究によれば、研究者という職種は常に不幸になり続ける外因的な要因に満ちあふれた不幸な職種であると言える。 2014年5月8日版の「気鋭の論点」では米ニューヨーク大学の川合慶助教授が出張先での研究報告と、その後の飲み会の効用について言及されていた。助教授が書かれたように、本務校を飛び出して「外の空気」を吸うことはそれ自体刺激的であり、同業者とのアイデア交換は
キングの小説に出てくる殺人ピエロ、ペニーワイズのモデルとなったジョン・ウェイン・ゲイシーは父親から常に完璧を求められ、少しのミスでも罵倒され続けた。 それでも彼は父を愛しており、父が求める完璧なアメリカ人になれば自分を認めてくれるだろうと思い、幾たびの挫折を乗り越え必死に努力して成功した。 福祉施設などを慰問し、子供たちの人気者になり、地元の名士としての地位を確立する。 だが父が自らの事を認めぬままに死んだとき、彼の精神は破綻し、33人の少年を殺害し、アメリカの歴史にシリアルキラーとして不朽の名を刻むことになる。 前置きはさておき、家族と30云年つきあってきてさすがに疲れた。 ここ数年間、精神科やアルコールの手を借りてまでどうにかしようとしてきたが多分もう無理だ。 距離的に、二度と会わずに済む場所で今仕事を探している。 近いうちに何も言わずに引っ越し、電話番号も変え、名前も変えようと思う(
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