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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (6)

  • 『まんが朝鮮の歴史』『韓国の小学校歴史教科書』 - 紙屋研究所

    日韓関係がアレだというのに、韓国(朝鮮半島)の歴史のこと、なんも知らんなあ……と気づいた。 少し勉強を、と思ったものの、知らない地名や人物が次々出てくるともういけない。 こういうときは、自分が日史でそうだったように、学習マンガでまず「物語&イメージ」を頭の中につくるといいかもね! と思い立つ。俺が日史に興味を持ったのはカゴ直利の集英社版だった。 いや、ぼくにとって「歴史を学ぶきっかけどころ」か、ぼくの頭の中の日史知識はほとんどこの水準から更新されて無え…。 物事を知ろうと思う時に子ども向けのを活用するのは当にいいよ。前にぼくもそう書いたことあるけど、最近読んでいた、ちゃくま『もっと簡単に暮らせ』(大和書房)でも(もっと詳しく)似たようなことを言っていた。 ……検索を使わずに短時間で概要を把握する方法が必要になります。それは子供向けのを調べることです。……子供向けのは、要点がわ

    『まんが朝鮮の歴史』『韓国の小学校歴史教科書』 - 紙屋研究所
    solailo
    solailo 2019/10/03
  • 「ジャンプお色気騒動」に思う - 紙屋研究所

    これな。 ジャンプお色気♡騒動。【法律家版】 - Togetterまとめ ぼくもエロマンガを読み、そして「楽しんで」いるし、(エロマンガとはとても分類できないが)今回槍玉にあげられた『ゆらぎ荘の幽奈さん』は、小4の娘も愛読している。 「そのまま真似る」ということはない まず、「子どもが性暴力マンガを読んで、性暴力をそのまま真似る」かどうかという問題(「そのまま」がミソ)。ここにはそう難しい問題はない。 感覚的には、小学校に入ってからは、だいたい虚構と現実の区別はつくだろう、ある程度わかってないやつがいたとしても、小3〜小4くらいには大丈夫だろ、という感じ。 わかっていなくて、『ゆらぎ荘の幽奈さん』読んで、おっぱい揉むのはキモチよさそうなので、やってしまいそうな男の子とかいるかもしれん。 そういうコは、「有害マンガ」をとりあげるんじゃなくて、性暴力はいけないということを実際に教えたほうがよい

    「ジャンプお色気騒動」に思う - 紙屋研究所
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    solailo 2017/07/07
  • 人工知能学会誌の表紙のこと - 紙屋研究所

    くだんの人工知能学会誌の表紙の件。 人工知能学会の表紙は女性蔑視? - Togetterまとめ ぼくのスタンスは、基的にツイートで書いたとおり。 激萌えする。だが女性差別という批判もわかる。ぼくにも性意識の歪みってあるもん。どんな表現(とその支持)も大なり小なりの暴力性を含んでいるという自覚がないとマズいよね。 / “人工知能学会の表紙は女性蔑視? - Togetterまとめ” http://htn.to/4Pdyiw https://twitter.com/kamiyakousetsu/status/416368425619832832 この表紙、大好きである。 そして、その「大好き」という意識を分解してみると、性欲的なものが入っているかといえば入っている。セクサロイドまでまっすぐに想像することはなかったけど、それにつながっているものはあった。 他にも「美人」とか「スレンダー」とかいう

    人工知能学会誌の表紙のこと - 紙屋研究所
  • 人工知能学会の表紙のこと(補足) - 紙屋研究所

    人工知能学会の表紙について、少しだけ補足します。 基的には前のエントリーで書いていますので、この問題については新しい論点というほどのものはありません。 また、コメント欄で議論になっていることについては、コメント欄で書いています。 なので、以下は「余談」です。 書きたいのは、自分の暴力性への向き合い方についてです。 ぼくは、かつて雑誌「ロスジェネ」で編集委員をいっしょにつとめた大澤信亮の「宮澤賢治の暴力」(『神的批評』所収)を読んだ時、「不快」な批評であると感じ、そのことを人にもメールしました。批評critiqueの語源が危機を意味するcrisisと同じであることから、批評の真価はひとの価値観や見方を揺らがせることにある、と言う人がいますが、その意味からすればぼくに不快さを抱かせたことは批評の成功であり、「不快」とは大澤の批評への一種の賛辞でもあります。 宮澤賢治は、菜主義者として有名

    人工知能学会の表紙のこと(補足) - 紙屋研究所
    solailo
    solailo 2015/02/04
  • 鈴木大介『最貧困女子』 - 紙屋研究所

    九州の地方都市住まいのぼく。 家の近くにある公園が、階上にあるぼくの家から見える。 つれあいによれば、その公衆トイレの前で深夜に20代くらいの女性が立って、男性といっしょにトイレに入り、一定時間たつとまた別の男性とトイレに入っていくのが見えた。 あれは買売春の現場ではなかろうか。 書に出てくる「最貧困女子」とは、裏表紙にその定義が簡潔に書いてある。 働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10〜20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度(という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。 ロジカルなルポ 読んで思ったことは二つ。 一つは、とてもロジカルなルポだということ。どういう意味か。 このはとても「自己責任」論を強く意識して

    鈴木大介『最貧困女子』 - 紙屋研究所
  • 文書にして出すということ - 紙屋研究所

    娘が保育園を卒園した。 0歳児から6年間預けた。子どもは一人しかいないので、おそらくこれで保育園とはおさらばだろう。 保護者会の会長を最後の1年間つとめた。 園の存続が大問題になり、ぼくとしてはこれに明け暮れた1年だった。いったい保育園が消えてなくなるかもしれない、という事態なのに、「保育の向上」を組織目的にかかげる保護者会が何もしなくてどうする、というのがぼくの思いだった。 今はまだ詳しく書けないが、かなりのことができたと思う。しかもそれはぼくにしかできないことでもあった。支えてくれる人がたくさんいて、心底うれしかった。 組織体としてもPTA的形骸化が進みつつあった中で、久しぶりに自主的な運動の息吹をとりもどしたと感じた。 この運動の中で感じたことは、「文書にして意思を示す」ということの大事さだった。特に、お役所との関係では、決定的である。 地域(地元の町内会のようなもの)に要請というか

    文書にして出すということ - 紙屋研究所
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