昨日の「フールズメイトの思い出」では、私が音楽ライターをやっていた頃の話を書いたが、この頃いつも気になっていたことのひとつに、自分が好きなネオアコ、ギターポップ系の音をどう呼ぶか、という問題があった。 ウィキペディアの「ネオアコ」には、こう書かれている。 <ネオアコとは、ポスト・パンクの流れから派生した音楽ジャンル/スタイルのひとつ。ネオ・アコースティック (neo acoustic) の略称。なおネオアコ(ネオ・アコースティックも含む)と言う言葉自体は和製英語であり、欧米では通用しない言葉である>。 <1980年代初頭、イギリスのチェリー・レッド、ラフ・トレード、ポストカード、ベルギーのクレプスキュールといったレーベルから、「パンク以降」を感じさせる新しい感覚のアコースティック・サウンドを奏でるアーティストが登場した。「ネオ・アコースティック」という呼称は、これらのアーティストまたはムー