2017年4月、愛知県の消防団に対し、市民から「消防車でうどんを食べに来ている」という苦情が寄せられました。 ちなみに、『消防士』とは、消防に所属する職員のうち火災が発生した際に火災現場へおもむく人のことで、身分は『地方公務員』。厳密にいうと「消防職員の階級の1つ」ですが、一般的には消防職員全般の呼称として定着しています。 一方、『消防団』に所属する消防団員は純粋な公務員とはいえません。『非常勤特別職の地方公務員』で、身分は各市町村の条例によって定められています。条件は自治体によって異なるため、ひとくくりに語ることはできませんが、ボランティアという意味合いが強い存在です。 該当する男性団員7名は「消防車で飲食店に来るのは非常識」と口頭で注意を促され、消防車は消防活動以外に使用しないというルールになりました。 消防士や救急隊員に寄せられる、とんでもない『クレーム』 「救急隊員は連続する出勤な
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