Image credit: ESA ロシア生物医学問題研究所(IMBP)は2月25日、有人火星探査ミッションのシミュレーションとなる、長期閉鎖実験「マーズ500(MARS-500)」のクルー11名を選定したと発表した。 選ばれたのはロシアのボリス・エゴロフ氏(44)、アンドレイ・ジリノフ氏(30)、アレクサンダー・スホフ氏(32)、ミカイル・シデリニコフ氏(37)、アレクセイ・シテフ氏(38)、スクロブ・カモロフ氏(32)、アレクサンダー・スモレブスキー氏(33)。フランスのアークミエル・ゲイラード氏(34)、ベルギーのジェロム・クレバーズ氏(30)、イタリアのディエゴ・ウービナ氏(27)、中国のワン・ユエ氏(27)の11名。いずれも高等教育を受けており、ロシア語と英語を話せるという。 11名のクルーは今後宇宙飛行士の訓練を受け、6名に絞られた後、2010年4月下旬頃から始まる「マーズ50