新年を迎えてすぐの1月6日、部分日食を日本全国で観察することができる。2019年は日食が3回、月食が2回あり、そのうち日本で観測出来るのは日食が2回、月食が1回となっている。同日の部分日食は午前中に起きる。太陽の上部から欠け始め、食の最大となるのは福岡で9時47分に32%、東京で10時6分に42%、札幌で10時13分に54%、と北の方面が欠け方が大きい。 【こちらも】極地研、江戸時代の日記を分析し太陽の自転周期と雷発生の関連性を突き止める 肉眼や光の遮断が不十分なもので太陽を見ると、目を痛める恐れがあるため、専用の太陽観察に適した物を使用して観測するようにと、国立天文台は呼びかけている。 太陽には「太陽活動周期」があり、400年間に渡る太陽の黒点の観測結果がある。「太陽活動周期」とは、太陽の活動や見かけ(太陽黒点の数やフレア等)の周期的な変化であり、1つの周期(サイクル)はおおよそ11年間