今日は掲題のような文章について。 世の中には「すでにわかっているひとにはよくわかるしとてもわかりやすいんだけど、わかってないひとにとってはなんのこっちゃかわからん」みたいなタイプの文章が存在すると思う。 たとえばソフトウェア開発の文脈で言うと、基本情報技術者試験の勉強の際に読むようなやつを想像してみてほしい。ぼくは基本情報技術者試験って結構役に立つよなあって思っている側の人間で、ある程度ソフトウェア開発の経験を積んだひとからもけっこう「内容はいいよね」っていう言葉は聞くと思う。で、この「内容はいいよね」ってところが結構ポイントだと思っていて、実際にソフトウェア開発の経験をある程度積んで、暗黙知や経験知がある程度溜まった状態、つまり「わかっている」状態であれらを読むと「わかるわかる」となるが、一方でそういう暗黙知や経験知がない状態で基本情報技術者試験に合格しても結構「とりあえず暗記したけどこ