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ブックマーク / nekogata.hatenablog.com (5)

  • すでにわかっているひとにはわかるけど、まだわかってないひとにはわからん文章 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く

    今日は掲題のような文章について。 世の中には「すでにわかっているひとにはよくわかるしとてもわかりやすいんだけど、わかってないひとにとってはなんのこっちゃかわからん」みたいなタイプの文章が存在すると思う。 たとえばソフトウェア開発の文脈で言うと、基情報技術者試験の勉強の際に読むようなやつを想像してみてほしい。ぼくは基情報技術者試験って結構役に立つよなあって思っている側の人間で、ある程度ソフトウェア開発の経験を積んだひとからもけっこう「内容はいいよね」っていう言葉は聞くと思う。で、この「内容はいいよね」ってところが結構ポイントだと思っていて、実際にソフトウェア開発の経験をある程度積んで、暗黙知や経験知がある程度溜まった状態、つまり「わかっている」状態であれらを読むと「わかるわかる」となるが、一方でそういう暗黙知や経験知がない状態で基情報技術者試験に合格しても結構「とりあえず暗記したけどこ

    すでにわかっているひとにはわかるけど、まだわかってないひとにはわからん文章 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く
  • webフロントエンドからwebAPIを呼び出すのをwrapするアレの名前 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く

    twitterに書いたやつ再掲+加筆。 Webフロントエンド、というかSPAの設計で、単なるwebAPIラッパーに対して「Repository」と名付けるケースが散見されるけど、ぼくはあれあまり好きではないです。というのも、Repositoryという名前がついてると、集約的なもの、それが言い過ぎならいわゆるEntity、それも言い過ぎならひとかたまりのデータを保存、取得するだけの責務のように思えるからです。けど、実際の「Repository」を見てみると、取得されるのは画面の仕様にベッタリなJSONだったり、更新系としてもなんちゃらidとパラメータを渡すようなIFになってることが多いですよね。画面の仕様にベッタリなJSONが返ってくるようになってたり、idとパラメータ渡すだけだったりするのは、多くの場合考えることが少なくて済むし通信量も減る良いプラクティスだと思うので、それ自体は問題ではな

    webフロントエンドからwebAPIを呼び出すのをwrapするアレの名前 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く
  • RDBMSが強すぎる件 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く

    以前、「RDBMSを採用すると、無料で外部キー制約とかチェック制約とかトランザクションが付いてきてオトク!!!」という発言をしたことがあって、その考えは今もあまり変わっていない。 RDBMSは単なる便利な箱じゃなくて、データの整合性を守るための仕組みがたくさん備わっている。もちろん、これらの仕組みは「タダ」で使えるわけではなく、データモデリングを学んだり、データ構造を学んだりという「投資」の結果うまく使えるようになるものだけれど。 ところで問題(?)は、RDBMSは強すぎる、ということです。 たとえば、トランザクションの話。「質的にはトランザクション整合性である必要がなく、遅延してあとから整合性が取れてればよいような処理(つまり、結果整合性でよいような処理)」というのは、意外と多い。 多くの開発の現場では、トランザクション整合性が必要とされるか結果整合性でよいのかについてあまり考えず、「

    RDBMSが強すぎる件 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く
  • *nixのプロセスまわりについて書いてたやつがついに書き終わった - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く

    プロセスさん最終回書いた。 最終回: https://gist.github.com/Shinpeim/5205353 目次: https://gist.github.com/Shinpeim/4736099 第一回を書き始めたときには、もっとさらっと書けるだろうと思ってたんだけど書いてみたらいろいろ書くべきことがあって、なんだかかなり辛い量の文章書いてしまった。最後のほうとかもう書くのがかなりしんどかったんだけど、プロセス周りの話はだいぶ網羅できたんじゃないかなって思う。 小出しに書いてる間、はげましのブクマとかはげましのスターとか付けてくれたひとがいたから書けたし、「おもしろい」って言ってくれたり「わかりやすい」って言ってくれたひとたち当にありがとうございました。あなたがいなければプロセスさんは存在しなかった。 なんか噂によると Working with Unix Processes

    *nixのプロセスまわりについて書いてたやつがついに書き終わった - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く
  • 適切に抽象化されたコードとはなにかって話 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く

    適切に抽象化されたコードを書く、というのはまさに言うは易し行うは難しだ。 最近私が心がけていることのうちのひとつに、「未来を予測しない」というのがあって、「ここはあとから変更とか追加があるかもしれない」と思って抽象化しておくみたいなことはやめようと思ってる。ひとことで言うと、よくYAGNIとか言われるアレです。 そもそも、なんのために抽象化するのかというということを考えると、ひとつは「一塊の手続きに名前を付けて隠蔽して外から中を意識しないで済むようにする」ってことと、その副産物として「交換可能性が高まる」っていうのがある。 抽象化して実装を隠蔽することで、 コードが理解しやすくなる インターフェイスさえ合ってれば交換可能な部品として扱えるようになる という利点があるから、わたしたちは抽象化を行うわけだ(だからこそ「名前重要」なわけですね)。 この後者の利点に注目すると、ついつい「あっあとか

    適切に抽象化されたコードとはなにかって話 - 猫型の蓄音機は 1 分間に 45 回にゃあと鳴く
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