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ブックマーク / tagomoris.hatenablog.com (12)

  • さくらインターネットに就職しました - たごもりすメモ

    TL;DR さくらインターネット株式会社で8/1から働いています さくらのクラウドの一人目のプロダクト担当ということで、エンジニアリングとビジネス両面を相手に仕事をしていきます ソフトウェアエンジニア大募集中です、いっしょに働こうぜ! 経緯 Treasure Dataを辞めたのが2021年7月末*1でしたが、それから丸3年経過しましたね。早いなあ。その間はを書いたり個人サービスを作ったりしつつ、個人事業主の技術顧問として数社をお手伝いしたりしていましたが、個人的な事情がいくつか落ち着いたりしたこともあって、今年初めくらいからそろそろフルタイムで働くことを考えはじめ、多くの会社さんとのやりとりを経て、さくらインターネット株式会社への入社を決め、今月から入社し働きはじめました。 どういうポジションで何がしたいのかについては当初だいぶふらふらしていたのですが、いくらかの会話を経て「ビジネスを作

    さくらインターネットに就職しました - たごもりすメモ
  • 専門用語を並べてしゃべる専門家は許せない、という人は愚かである、という話 - たごもりすメモ

    ちょっと最近腹に据えかねる記事がネットで散見されるので敢えてアレなタイトルで、よろしくおねがいします。 なおこの記事は、自分はソフトウェアエンジニアリングの専門家であるので、そのような領域を大雑把に想定して書かれております。が、たぶん他の専門領域においても似たような状況なのではないかと推察しております。 専門用語ばかり使って会話するような人は当のプロではない という言説を最近ちょくちょく見ますね。曰く、普通の人に説明できないようではダメだ。曰く、普通の人でも重要性が理解できないように話せないということは、実際にはお前のやっていることは重要ではないのだ。曰く、専門用語ばかりで会話するようでは実際の能力はわからない、専門用語などわからなくても当に能力がある人にはあるのだ。 んなわけねーだろ。 専門家というのは、非専門家には扱えない問題を扱う専門家だから専門家として働けていて、それなりの待遇

    専門用語を並べてしゃべる専門家は許せない、という人は愚かである、という話 - たごもりすメモ
  • TCP serverをSSL/TLS化するのに nginx の stream_ssl_module/stream_proxy_module が便利 - たごもりすメモ

    最近 Fluentd の通信プロトコルまわりをアップデートするためにあれこれいじっている*1んだけど、これはおおむね fluent-plugin-secure-forward がサポートしていた内容を Fluentd 組込みの forward plugin でもサポートしますよ、というものになる。 んで問題なのが secure-forward は SSL/TLS での接続のみしかサポートしてなかったんだけど forward では生の TCP で通信する*2ので、当に secure-forward と forward それぞれの実装間で互換性が保たれているのか、直接的には確認する手段がない、ということになってしまう。 TCP server の SSL/TLS 化 一方世の中には SSL/TLS ターミネータという機能があって、たとえばロードバランサなんかがこの機能を持っている。何をやるかと

    TCP serverをSSL/TLS化するのに nginx の stream_ssl_module/stream_proxy_module が便利 - たごもりすメモ
  • LinuxCon Japan 2016に行ってきた&しゃべってきた - たごもりすメモ

    LinuxCon Japan、今回は ContainerCon Japanとの併催。サブトラックみたいなのもいくつかあった。 とにかく普段に自分が行くカンファレンスとぜんぜん空気が違ってて、東京都内で行われてるカンファレンスなのに会場の感じとか事・飲み物の提供とか冷房のキツさとか、あれこれがだいぶ海外のカンファレンスっぽい。参加費が高いからできることなんだろうけど。そして海外からと思しき参加者も非常に多かった。すごいな。 日国内からも大手メーカー系のスポンサードと参加者が非常に多かった。普段見ないあたりの世界だなあ。 しゃべってきた プロポーザルを出してみたら通ったので初めての参加&発表だった。行ったことないので全体的にどういう空気なのかも分からないまま、初日のキーノート後の通常の発表枠の中で最初に時間だった。お、おう……。 今回はロギングに関してのアーキテクチャを議論するよ、というこ

    LinuxCon Japan 2016に行ってきた&しゃべってきた - たごもりすメモ
  • RAIDレベルの話: 1+0と6はどっちが安全か? - たごもりすメモ

    仕事でちょっくら12台のHDDを使ったRAIDアレイを組むんだけど、その折にちょうどTwitterで「RAID-1+0にしないとRAID-6とか怖くて使えませんよ!」というウソ八百な内容のWebページのURLを見掛けたので、いいかげんそのような迷信が消え去ってもよかろうと思って書くことにした。 1重ミラー設定のRAID-1+0は安全性においてRAID-6に劣る。ただし、正しく運用されている場合に限る。*1 知っている人はずっと前から知っている事実ではあるんだけど、某巨大SIerなんかでも高い方が安全に決まってる的な残念な脳味噌の持ち主がいっぱいいて「いやあデータの安全性を考えるとRAID-1+0」とか考えもなしにクチにし、そっちの方がディスクがいっぱい売れて嬉しいストレージベンダーもニコニコしながら否定せず売りつけて去っていくといううわなにをす(ry まあそんな感じで。ちなみに正しくない運

    RAIDレベルの話: 1+0と6はどっちが安全か? - たごもりすメモ
  • ISUCON4 いってきた&勝ってきた! #isucon - tagomorisのメモ置き場

    連覇だ! ヒャッホウ!!! #isucon 2014で優勝しました - すぎゃーんメモ ISUCON4 で優勝してきました!!! #isucon - blog.nomadscafe.jp 特にkazeburoさんのエントリに最終的な状況についての詳細が書いてありますので、ぜひそちらもどうぞ。sugyanは自分で力不足とか言ってますが、ISUCON戦という場で、業務でほぼ使ったことがないはずのRedisメインのコード改造をごりごりやってちゃんと動かす人なので、チーム外のみなさんは騙されてはいけません。それできるの超すごいんやで。 主催のLINE株式会社、あれこれ提供いただいていたデータホテル改め株式会社テコラス様、問題作成担当 @mirakui, @rosylilly, @sora_h の3氏、当にありがとうございました。たのしかった! だいたいこんなんで 大雑把に時系列の経緯だけ書くと

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  • DISられないUIを作るために最低限守るべき5つの鉄則 - たごもりすメモ

    ぼくらが迂闊にUIを作ると、そこにはユーザの正直な目線があり、非常に様々な、そして真っ当な反応がある。 曰く「わからん」「まさかそこをクリックするとは」「不思議な動作」「独自宇宙」「モリスUI」。 反応がもらえるのは非常に良いことだが、何度も何度も繰り返しているとつらくなってくるので、できれば避けたい。分かっている(いた)ことは最初から対応しておきたいものだ。*1 ということで、ここではブラウザで操作する管理画面等のWebUIを作るとき、真っ先に心得ておくべき5つの鉄則を紹介したい。これを守っていてもDISられなくなるというわけではないが、これを守らないと間違いなくDISられるので注意しよう。 なおこの記事ではオリジナリティというものについては考慮しない。オリジナリティとか犬にわせろ。 クリックできる場所はcursor:pointerを指定しろ これを忘れるとこの世のものとは思えないくら

    DISられないUIを作るために最低限守るべき5つの鉄則 - たごもりすメモ
  • Fluentdとはどのようなソフトウェアなのか - たごもりすメモ

    Fluentd というソフトウェアがある。日国内ではそこそこ話題になってきたが、何ができるのか、何に使うと嬉しいのか、何に使えるのか、という点について詳細をよく知らないという人もおそらくまだ多いことでしょう。 なので、簡単にまとめる。 http://fluentd.org/ なお以下の個別項目ごとに書いていくが、その手前にまとめを置いておくので忙しい人はそれだけ読むとよい。インストールや設定については導入部分については日語の記事はもう多くあるので、触れない。 概要 できること ログの収集 センサデータ等の収集 汎用データ処理プロセッサとして 頻出ユースケース ログの収集 データの集約 簡単なリアルタイム集計 ソフトウェアとしての特徴 コア プラグイン 安定性 性能 開発体制 コミュニティ ぶっちゃけどうなの? まとめ 現時点で、複数の場所に分散したデータや常に増え続けるデータの安全な転

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  • MySQLにおいて真とされる値を調べた - たごもりすメモ

    このエントリはMySQL Casual Advent Calendar 2013の1日目の記事です。 はじめに SQLを書くとき、普通は where でその処理が対象とする行を絞り込みます。要するに where 以下が真である行が対象になるわけですね。簡単には以下のように書きます。 DELETE FROM tbl WHERE 1=1 さて、もちろん WHERE 以下には実際の各行のデータを用いるわけですが、例えば削除用フラグを各行に持たせておいて、バッチ処理で一気に消したい場合ならこのようにします。 -- delflag TINYINT(1) DELETE FROM tbl WHERE delflag=1 ここで、おっと、と思う人もいると思います。そう、MySQL にはBOOL型がありません。いや、正確にはBOOLという独立の型は存在せず、BOOLといえばTINYINT(1)のことである、

    MySQLにおいて真とされる値を調べた - たごもりすメモ
  • fluentd のベンチマークとってみたよ! - たごもりすメモ

    入出力プラグインをrubyで書けるのがじつにいい感じの fluentd がいい感じに見える。 fluent/fluentd · GitHub ので使えるかどうか、使えるとしたらどれくらいのノードを用意すればいいのかについて考えるため、とりあえずベンチマークをとってみた。 結論 以下非常に長くなるので結論だけ書くと、大変使える感じ。現状だとほとんど何も考えずにデータ中継させても秒間1万メッセージ、100Mbpsくらいまでは処理できる。効率よくなるよう流す側も考えてやれば 300Mbps を超えるデータの転送に成功した。だいぶいい感じ。 なおこれは in_scribe および out_scribe を使用した場合で、開発者 @frsyuki によるとMessagePackでのデータ転送の場合はこの倍くらい出るらしい。 もちろんこれは右から左に流しただけなので現実にタグによるルーティングだとかロ

    fluentd のベンチマークとってみたよ! - たごもりすメモ
  • Fluentd Config DSLについての話 - たごもりすメモ

    Fluentd に Config DSL を導入しろや! つまり設定をRubyのコードで書かせろや! という声は前から多かった。が、なんかいろいろ面倒な思惑が交錯し、あと「設定ファイルにrubyのコードでcallbackとか書いてプラグインの挙動を制御したい!」とか更に面倒なことを言いだした人がいたせいでDSL以外の設定書式でそれどうすんの……とコミッタの精神状態がどん底まで落ち込み長らく放置されていた。 みんなもOSSプロジェクトにfeature requestするときはあんまりステキすぎる機能のリクエストをする前に少し考えてみよう。まじで。 https://github.com/fluent/fluentd/pull/97 で、そんな数ヶ月ののち、ちょうど Fluentd v11 ハッカソンなるものがあったので、生ハムべつつワイン飲んでたらConfig DSLのことを思い出した。まー

    Fluentd Config DSLについての話 - たごもりすメモ
  • Linuxサーバのディスク容量減少アラートが飛んできた!ってときにどう対処するか - たごもりすメモ

    完全に このエントリ のネタパクりです。すいません。 何に使われてるかわかったもんじゃないマシンとか開発用サーバとかだと超巨大なバイナリとか置いてあるかもしれませんが、プロダクション用のサーバでそういうことは無いとしましょう。 その場合、原因はだいたい以下のどれかです。www/appとdbが別マシンに分かれてる場合は更に絞り込めますね。 wwwサーバやappサーバ ログ 圧縮してあるが保存世代数が多くて厳しいケース 圧縮し忘れてるケース 圧縮どころかローテーションすら忘れてて1ファイルどかんと存在するケース ローテーションがうまくいかなくて deleted ファイルなケース tmpデータなど(app) キャッシュサーバのディスクキャッシュ dbサーバ データ実体 (ib_data) バイナリログ ログの場合でも、ディスク上のどこにログが書かれてるかは色々なパターンがある可能性がありますね。

    Linuxサーバのディスク容量減少アラートが飛んできた!ってときにどう対処するか - たごもりすメモ
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