日産自動車のカルロス・ゴーン会長(2018年10月1日撮影、資料写真)。(c)ERIC PIERMONT / AFP 【11月19日 AFP】(更新、写真追加)日産自動車(Nissan Motor)は19日、カルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)会長が報酬の過少申告などの金融不正行為に及んだとして逮捕されたことを明らかにし、同容疑者の解職を提案する方針を発表した。東京地検特捜部の発表によると、ゴーン容疑者は2010~2014年度の5年度分の有価証券報告書に、自身の報酬が実際は100億円近くあったにもかかわらず、約49億円と過少に記載した疑いがある。 日産の発表によると、内部通報を受けてゴーン容疑者に対する独自調査を実施した結果、不正行為が数年前から行われていたことが発覚。同社は22日に取締役会を開き、ゴーン容疑者の解任を提案する。 ゴーン容疑者は仏ルノー(Renault)の最高経営責