本記事は、応用物理学会発行の機関誌『応用物理』、第87巻、第10号に掲載されたものの抜粋です。全文を閲覧するには応用物理学会の会員登録が必要です。会員登録に関して詳しくはこちらから(応用物理学会のホームページへのリンク)。全文を閲覧するにはこちらから(応用物理学会のホームページ内、当該記事へのリンク)。『応用物理』の最新号はこちら(各号の概要は会員登録なしで閲覧いただけます)。 半導体と強磁性体は情報化社会を支える材料として不可欠かつ重要な役割を果たしている。半導体は、トランジスタ・集積回路や発光・受光素子などのさまざまなデバイスに応用されている。これらの半導体デバイスにおいては、キャリヤの電荷とその輸送を高速に制御することによって多くの機能が実現されているため、高速動作が可能である。一方、強磁性体はハードディスクなどの情報記録媒体や磁気抵抗メモリなどの高速不揮発性メモリに利用されている。
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