明治「きのこの山」と「たけのこの里」を載せるためだけの専門皿を、信楽焼の陶芸家さんが本気出して作ってしまいました。普通なら横に寝かせるしかない「きのこの山」もこの皿なら、クラッカー部分を専用の穴に差し込むことで一粒一粒直立させることができます。 直立不可と言われた「きのこの山」が、皿からニョキニョキ 「たけのこの里」もこの通り。くだらなさの向こうからにじみ出るわびさび感……! いずれも長方形の平皿に、お菓子を一粒ずつ置くための土台を設けたもの。「きのこの山」皿にはチョコを立たせられるドーナツ型の土台が14個、「たけのこの里」皿には円形の凹みが17個あります。明らかに使い道に乏しいとはいえ、材料には非常にいい土を使ったとのこと。お菓子を載せた様子からは、「きのこの山」や「たけのこの里」が皿からニョキニョキ生える様が愉快ながらも、底には信楽焼独特のわびさび感が漂うという謎の世界観が感じられます