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ブックマーク / yashio.hatenablog.com (25)

  • 仕事を抱え込む人を自分が作っていたのかもしれない - やしお

    職場のグループリーダーが仕事を抱え込んでしまう人で、課の中でも突出して残業時間が長い。3年半前に今の職場に異動してから、その人の負荷を減らしたいと思ってあれこれしてきたつもりだったけど、あまり改善されるには至らなかった。 3年半前の時点では、グループは存在していてもメンバーの誰が何をしているのかも分からない状態だったし仕事がメンバー間で共有されることもなかった。あまりグループという組織体が課内に存在する意義がなかった。異動してしばらく経ってから進捗報告の定例を週1で1時間以内で開いてもらうようお願いして、今も継続している。ある程度は機能したし少なくとも誰が何をしているのかがわかるようにはなったものの、「メンバー間の負荷を平準化する」という来の目的が完全に果たされてはいない。 実は大きな仕事よりも、細かい仕事(職場の整理整頓(5S)活動だとか、資産の廃棄とか、計測器の校正とか)の積み重ねに

    仕事を抱え込む人を自分が作っていたのかもしれない - やしお
    sonzinc
    sonzinc 2018/04/25
  • 出口をふさいで人事権を握ると人が狂う - やしお

    財務省の文書改竄の話を見ながら、「出口をふさぐ」と「人事権を握る」を同時にやると、「正しいことをやる」より「人事権者に気に入られる(過剰な配慮や忖度をする)」を選ばざるを得なくなるんだ、みたいなことを思った。「出口をふさぐ」というのは、別に官僚をクビになったってアカデミックや民間でキャリアや実績を積み上げられるし、政権が変わればまたスタッフになれるかもといったパスがなくて、一度辞めたら二度と戻ってこれないといった出口のなさのことで、「人事権を握る」というのは2014年に設置された内閣人事局によって審議官クラス以上の各省庁の人事権が内閣に集約されたこと。 学校なんて行かなくても大丈夫、別に大学にも入れるしと思っている(親や周囲が思わせてくれる)子であれば大丈夫でも、そうでないと追い詰められて自殺してしまうのと似ているのかもしれない。 官僚は外部との流動性が低いというのは、日が「ポストに人を

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    sonzinc 2018/03/30
  • ホストクラブという課金システム - やしお

    ねほりんぱほりんの『ホストに貢ぐ女』の前後編はとても面白かった。より正確には「ホストクラブというシステムに貢ぐ女性」と言うべきかもしれない。キャバクラやホストクラブは、自分の話や愚痴を聞いてひたすら肯定してくれる場であって、自分自身を解放する快楽を与えてくれるのだろうと以前は考えていた。それは一面で正しいかもしれないがほとんどそうではない。イケメンからひたすらちやほやされておもてなしされるというイメージも間違っていた。ホストクラブは性愛と虚栄の両面で集金をブーストする装置だった。 番組に登場したのは、3か月で200万円を費やした10代の風俗嬢、4年で1億円以上を費やした20代の風俗嬢、1年で300万円を費やした夫と子を持つ30代の専業主婦の3人だった。それだけの集金システムになっている。ソシャゲの課金と似ている面もあるかもしれない。体験していない人からは「なぜあんなものに大金を遣うのか」「

    ホストクラブという課金システム - やしお
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    sonzinc 2018/03/20
  • 安倍首相が「総理と総裁は違う」と言う位置付け - やしお

    この前、予算委員会の動画を見ていたら安倍首相が「私は総理としてここに立っているから、自民党の話をする立場にない」とたびたび答えていて不安になった。「それを自分が言うことの意味」を当にわかっていないのではないかという気がしてどうしても(大丈夫なの)という気持ちになる。 具体的には2/14の衆院予算委の午前、立憲民主党の枝野代表の憲法改正に関する質問での安倍首相の以下の答弁。 19:08〜 憲法についてですね、まさに、今ここに私が立っておりますのは、内閣総理大臣として立っておりますので、我が党の中における議論についてここで申し上げる立場にはないわけでございますが、しかし、あえてお答えいたしますと…… 24:30〜 まずですね、まず、私は再々述べておりますように、まあここはあの、総理大臣として立っておりますから、この予算についてあるいは法案についてあるいは条約について答弁する義務は負っているわ

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    sonzinc 2018/02/27
  • 電故のこと - やしお

    昨日の朝に、通勤電車に乗っていたら駅に入ったところで急停車した。イヤホンを外したら車内アナウンスで接触があったため緊急停車したと案内があった。ホームの反対側にも列車が止まっていたから、そちらで事故があったのかと最初は思った。いきなり急ブレーキという風でもなく、普段の「停止信号を受信したため緊急停車いたします」と変わらないくらいの止まり方だったこともあってそう思わせたのだった。車外では駅員が叫んでいる声が何度も聞こえたけれど、はっきりと何を言っているのかまではよくわからなかった。 車内では運行再開までしばらくかかること、後ろ側の車両がホームに入っていないため扉は開けられないことがアナウンスされた。ツイッターで駅名を検索したら、下り列車に人が飛び込んだらしいことを書いている人がいて、その時初めて自分の乗っている電車で人身事故が起こったらしいと気付いた。3両目に乗っていたけれどそのあたりではぶつ

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