賃貸不動産大手の「レオパレス21」が全国に建設した200棟余りの建物で、建築基準法で天井裏に設置するよう義務づけられている延焼防止用の壁が設置されていないなどの不備があったことがわかりました。今後、改修工事を進めるとともにほかの建物についても調査することにしています。 それによりますと、「レオパレス21」が全国に建設した206棟のアパートなどの建物で、建築基準法で天井裏に設置するよう義務づけられている、「界壁」と呼ばれる延焼防止や遮音用の壁が設置されていないなどの不備が見つかったということです。 複数の建物のオーナーからの問い合わせを受けて調べた結果わかったということで、「レオパレス21」は、建設業者に渡した工事用の図面の一部に「界壁」が記載されていないものがあったことや、工事完了後に「界壁」が設置されているかきちんと検査していなかったことが原因だとして、「意図的なものではない」と説明して