画像説明, 6回目の投票でも過半数を得られず議場を離れる共和党のマカーシー下院院内総務(4日、ワシントン) アメリカ連邦議会下院(定数435)の議長選は4日、異例の2日目の投票に入り3回投票が行われたものの、多数党・共和党の強硬右派が造反を続け、ケヴィン・マカーシー院内総務が必要な過半数票を得られなかった。下院は休憩後に再開したが、5日正午まで一時休会すると採決した。マカーシー氏はこれに先立ち今晩中の投票は状況変化につながらないとの見方を示した。下院議長選での再投票は1923年以来。 昨年11月の中間選挙の結果を受けて3日に招集された新しい顔ぶれの下院では、共和党議員は222人。マカーシー院内総務が議長になるには、議員218人の支持が必要だが、党内の強硬右派約20人が造反を続けている。