先日、私は発達障害当事者の実態調査をしたものを学会で発表しました。 学校教育の中で、当医者の意識調査から分かったことを活かせてほしいと願ったからです。 その時、会場から私の発表内容に関わっての意見がありました。 それは、私の意に反して、発達障害の人は薬を飲むことが大事でないかという発言でした。 その発言を受けて、私はいろいろな思いが湧き出ました。カチンと頭にきたのです。 子どもに薬を飲ませるのが、学校の発達教育支援のはずがありません。 まあ、私の思いを言ってしまえば、「発達障害は医者に任せて、薬を飲ませるというような考え方は、間違っている。」ということです。 この方は学校の先生でしたが、医者に任せきりにしないで、学校は学校でしなければならない支援があると思ったのです。 医療と教育とが違った側面からアプローチして、両面から子どもを支援していくことが大事だと思うのです。 さて、そんなところで、