女性 AED 心肺蘇生 救急救命 総務庁消防庁が発表している統計によると、一般の方がAEDを使用して応急処置を行った傷病者の1ヵ月後生存率は53.5%と半数以上に上っており、心肺蘇生を実施しなかった場合の1ヵ月後生存率9.4%を大幅に上回っています。[注1] AEDの使用率も年々増加しており、一般の方が行える最善の応急手当のひとつとして認知されつつありますが、女性の傷病者にAEDを使用する際は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。 そこで今回は、AEDを女性に使用する場合の注意点をわかりやすくまとめました。 女性にAEDを使用する際の注意点 心肺機能停止を引き起こした傷病者が女性だった場合、AEDを使った応急手当を行ううえで、特に注意しておきたいポイントを4つご紹介します。 1金属製のアクセサリーを外す AEDは、心臓が細かく震える「心室細動」を起こしている人に対し、電気ショックを