「最初はSNSを眺めていただけだったのに、加速度的にハマっていった感じです」。 気が付いたら陰謀論に傾倒していたという男性はこう振り返る。 あらゆる情報に自由にアクセスできるはずのインターネット。 しかし私たちは自覚なく偏った情報に囲まれているかもしれない。 いまは、陰謀論から抜け出したという2人の経験談から見えてきたものとは。
![私は陰謀論にハマっていた 経験談から見るネット空間の情報流通|NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a9f0b4863fba0a02b501905c87966eeb7a7811f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fspecial%2Fsci_cul%2Fassets%2Fimg%2Fpost%2F2023%2F12%2F5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8-716x403.jpg)
東京都は、ミサイルの飛来など万が一の事態に備え、都の人口1400万人分の一時的な避難先をおおむね確保したとして30日、避難先となる公共施設の一覧を公表しました。 国はミサイルの飛来などによる爆風などからの直接の被害を軽減するため、都道府県に対し、1人当たり0.825平方メートルを基準にコンクリートの建物や地下街などの頑丈な施設を「緊急一時避難施設」として指定するよう求めています。 都は、この基準に基づき万が一の事態に備えて都内の区市町村と調整を進めた結果、30日新たに778か所の公共施設を指定し、これまでに指定したものと合わせると施設の数は3700余りとなりました。 都は都の人口1400万人分をおおむね確保できたとしていて、都のホームページで指定した公共施設の一覧を公表しました。 具体的には、地下鉄の駅や体育館、それに都立施設などで、中には、東京オリンピック・パラリンピックで使用された施設
那覇市は10日、1歳6か月児向けの健康診断に従事していたスタッフ4人と母親と別の子どものあわせて6人が感染するクラスターが発生したと発表しました。 保健所では新型コロナに感染していた母親が、マスクのひもが切れて10分間ほどマスクを着用しないでいた間、せきをしていたことなどによって感染が広がったとみています。 那覇市保健所の発表によりますと8月4日に那覇市金城にある施設、ともかぜ振興会館で行われた1歳6か月児向けの健康診断を受診した子どもの母親が翌日になって新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。 この母親は、会場でマスクをしていたものの、途中でひもが切れてしまい、10分間ほどマスクを着用していなかったということです。 その後、保健師が気づき母親にマスクを渡しましたが、10日までの間に、健康診断に従事したスタッフ4人と別の子ども1人が感染し、保健所は最初に感染した母親を含めるとあわ
「こんなに大変とは聞いてなかった!」 そう話すのは、大阪府内の小学校でPTA役員を務める40代の女性です。 先代のPTAから役員になるよう打診され、学校やほかの保護者とつながりをつくるきっかけになればと思い、引き受けました。 しかし、その負担の大きさに驚きました。 役員会に始まり、委員会、校長らを交えた学校運営協議会といった会議への出席、運動会など学校行事の手伝い。 想定外だったのは、川の清掃活動や夏祭り、餅つきなど、地域行事の手伝いや会合への参加でした。 PTA役員の女性 「私の学校では、PTAの役員になると、自動的に地域の青少年健全育成の協議会など団体のメンバーに登録され、さまざまな地域活動に出席する仕組みになっていたんです。役員なって初めて知ったことで『だまされた!』と思いました」 さらに、行事のたびに必要なのが保護者に配るプリントです。 資料は家に持ち帰って作成し、学校で数百枚を印
29日午後、福岡県中間市にある保育園の駐車場で5歳の園児が登園の際に使われた送迎バスの中で倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。 警察はバスの車内で脱水症状などで死亡したとみて、状況を詳しく調べています。 29日午後5時すぎ、福岡県中間市にある「双葉保育園」の駐車場で、送迎バスの車内から保育園に通う5歳の男の子が倒れているのが見つかったと警察に通報がありました。 男の子は意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。 警察によりますと、死亡したのは市内に住む倉掛冬生くん(5)で、脱水症状などによって死亡したとみられるということです。 29日、母親から「帰りの送迎バスから子どもが降りてこない」という問い合わせを受けて保育園の職員が探したところ、朝、登園の際に使われた別のバスの車内で冬生くんを見つけたということです。 冬生くんのそばには登園の際に持っていたバッグがあり、警察は、
山梨県は1日、県内で新型コロナウイルスに感染していることが確認された0歳の女の子が肺炎の症状で集中治療室で治療を受けていることを明らかにしました。厚生労働省は「感染した乳児が重症化したのは初めてではないか」としています。 このうち1人は県内に住む0歳の女の子で、31日、心肺停止の状態で山梨大学医学部附属病院に搬送されてきたということです。 病院がPCR検査を行ったところ、新型コロナウイルスの感染の陽性が確認されたということです。 県によりますと、女の子には肺炎の症状があり現在、集中治療室で治療を受けています。 また、女の子の両親はPCR検査で陰性が確認されたということで、県は感染した経緯などを調査しています。 厚生労働省は「乳児が感染するケースはこれまでにもあったが、重症化したのは初めてではないか」としています。 女の子が入院している山梨大学医学部附属病院が1日夜、会見を開き、女の子の状態
子どもが転んだり、何かにぶつかったりして、おなかを打ったら。 「よくあること」で済ませると、取り返しのつかない事態になるかもしれないことを知っていますか? 「腹部打撲」は見た目ではわからなくても、大切な臓器が損傷している場合もあります。 幼い子どもだと、いつもと違う痛みがあることをうまく伝えられないこともあります。 私たちは、その小さな異変にどうやって気が付けばいいのでしょうか? (ネットワーク報道部記者 川田陽介 目見田健 宮脇麻樹 野田綾) 自治体がまとめた報告書によると、公立の保育園に通っていた男の子(当時6歳)が、帰りの会が終わった後、園の庭で追いかけっこをしている最中に、サッカーのゴールの網に足をとられて転びました。 見守りをしていた保育士2人が駆け寄ったところ、男の子は「だいじょうぶ」と答えました。 意識もはっきりしていて、受け答えも普通にできました。 外傷もありませんでしたが
「子どもは20時までに寝かせるべき」「疲れていても料理は頑張って作るべき」「保育園のお迎えは母親が行くべき」…。今、子育て中の母親たちを「~すべき」という強迫観念=「べきおばけ」が苦しめています。ママたちはどんな“べきおばけ”に取りつかれているのか?。どう向き合ったらよいのでしょうか。(制作局 ディレクター 岡田歩) ことし8月に放送したクローズアップ現代“ひきこもり”特集で、「~すべき」という世間の“空気”や“常識”が強迫観念になり、ひきこもりの当事者を苦しめていることを紹介しました。取材班は、この強迫観念を「べきおばけ」と名付け、ツイッター上で「あなたを苦しめる“べきおばけ”は何ですか?」と呼びかけました。すると、子育て中の母親からもたくさんの声が寄せられました。 「3歳までは母親が子育てするべき」「良妻賢母であるべき」「疲れていても料理は頑張って作るべき」「子どもの前では笑顔でいるべ
接種する人が大幅に減少している子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省が意識調査を行った結果、4割以上の人は「わからないことが多く、接種を決めかねている」と回答したことが分かりました。厚生労働省はワクチンに関する情報の提供が十分でないとして対策を検討することにしています。 最大で70%以上あった接種率は、2年前の時点で1%未満まで減少しました。 こうした中、厚生労働省が接種の対象者やその家族など200人余りに、ワクチンに対する意識調査を実施したところ、「わからないことが多いため、接種を決めかねている」と答えた人が41.3%に上りました。 このほか、「接種をしたいと思っているが、まだしていない」という人が17.4%、「今は接種したいと思っていないが、今後検討したい」が11.9%、「接種したいと思っておらず、今後もする予定はない」が8.5%でした。 また、厚生労働省が去年、ワクチンの期待される効
こんにちは、記者の岡田真理紗です。 今回は、ベビーカーでバスに乗ることについて取り上げたいと思います。きっかけは、こちらの投稿でした。 yceさん (30代・東京都) ベビーカーでのバス移動は大変。乗車するとき、降車口を開けてもらえない。開けてもらうために、ベビーカーに子供を残したまま母親が乗車口に回って、運転手へ声かけなければならない。降車口にインターホンの用意があるが、聞こえてないこともある。 ベビーカーを乗せると案の定、ベビーカー固定の座席は埋まってしまう。 他の席(優先席含め)は空いているので、「出来れば自分も座りたい」と心に秘めつつ、車内でベビーカーの置場所は固定用の座席付近に限られるので、座っている方を通せんぼするように、ベビーカーを設置する。降りられる方やバス後方に移動する方に遠慮しながら、乗車する気苦労。 ベビーカーに疲れて眠ってしまった長女(3歳)を乗せて、生後5か月の長
3人の赤ちゃんが同時に泣いたら、どうしますか? 全員が泣きやむまでずっとあやし続けたり、ミルクを飲ませたり。まともに睡眠をとることもできず、追い詰められた3つ子の母親(30)は、生後11か月の次男を床にたたきつけて死なせてしまいました。 その行為自体は許されるものではありませんが、懲役3年6か月の実刑判決に対して、大きな波紋が広がっています。 背景には、双子や3つ子を抱える「多胎家庭」では、子育てがあまりにも過酷になるという現実があります。 今回の裁判から見えてきた「多胎家庭」の実情を、6日間の法廷でのやり取りをもとに改めて振り返ります。(名古屋放送局記者 白井綾乃) 去年1月11日。翌日は寒気の影響で厳しい冷え込みになると予想されていました。 3つ子の子育てに追われていた母親とその夫が暮らす愛知県豊田市のマンションで、夕方、次男が大声で泣き始めました。 夫は入浴中。つられて長女も大声で泣
「音量は普通に聞こえるのに、言葉が聞き取れないという症状に3年くらい悩まされています」 女子学生があげたこのツイートが拡散、「私もそうだ」と同じ症状に悩む人が次々と苦しさを訴え始めました。時を同じくして耳鼻科医も偶然、症状を知ってもらうためのサイトを立ち上げていました。この症状「聴覚情報処理障害」と言います。 (ネットワーク報道部記者 和田麻子 目見田健 飯田耕太)
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