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「世界最先端 IT 国家」の現実がこれなのか? 1つのデータだけですべてを語るのは無理がある。まだ学ぶことも多い15歳のコンピューターやインターネットの利用状況を見て、その生徒のその後の人生やその国の将来が分かるというつもりもない。しかし、12月はじめに公開されたOECDの「生徒の学習到達度調査」(PISA=Programme for International Student Assessment)の結果は、いささかショッキングな内容だった。数学・読解力・科学の成績がよいのは結構だが、600設問以上におよぶアンケート調査結果には、真摯に受け止めるべきデータが多く含まれている。 前回は、日本の生徒たちのデジタル環境が、残念なことに世界最低レベルといわざるをえないことを紹介した。今回は、そうした環境の中で子供たちが何をしているかを見る。 15歳というピンポイントとはいえ、学習関連以外の設問項
①からの続き インタビュアー: では学生を教える時、自分がどういう人間なのかをまだ探している人にどんなアドバイスをしてあげますか? スティーブ・ウォズニアック: 僕は、11歳から13歳くらいまでの多くの若い学生や、教師にも指導してきた。クラスで挙がるあらゆるトピックを解決するのに、どういう風にコンピューターを使うのかというもので、1年につき200時間教えた。その頃、子供達は自分のコンピューターを持っていなかったから、それはとても特別なことで、子供達の成長を見るのがとても楽しみだった。教師という役目を果たすのも、とても面白かった。昔から教師になるのに憧れていたから。小学校6年生の時、父に、自分は彼のような電気技師になるんだと言った。それから、ミス・クレアのような5年生の先生になるとも。そして自分の子供を持って、コンピューターを学校に贈呈した。それがやるべきことだから。 僕はお金持ちになったら
総合人材サービスのテンプホールディングスが、グループブランド「PERSOL(パーソル)」の広告にAppleの共同創業者で世界的なエンジニアでもあるスティーブ・ウォズニアック氏を起用、3月25日よりテレビCMを放送しています。 そのCM製作のために行われたインタビューが公開されたので、全文の訳を以下にご紹介します。 インタビュアー: 才能が開花した頃の自分がどんな子供だったか、またその花を咲かせてくれたのは誰だったと思うかを教えていただけますか? スティーブ・ウォズニアック: 10歳以前のことは、ちょっと曖昧で作り変えられていたり、親から聞いた話だったり、記憶が曖昧だったりするので難しいのだけれど、痛い思いをした時のことはよく覚えている。例えば、鉱石ラジオを作った時。父が部品を持ってきて、家の隣の丘に行けば、この鉱石で50kWの放送局が実際に聞けるということを教えてくれてね。その鉱石ラジオを
ウォズニアック氏は、HPで計算機の設計を行っており、「何か自分独自で新しいものを作れないか」という思いでパーソナルなコンピューターの制作に取り掛かったのだという。それが、後のApple IIやMac、iPod、iPhoneへと続くAppleの源流になるのだが、これはひとえに「プラットフォームという考え方」が功を奏したとウォズニアック氏は話す。 これは、IoTプラットフォームベンダーの米ThingWorxへのはなむけの言葉でもあるのだが、「当時はタイプライターなど様々な機械があったが、スマートテクノロジーというものを目指して、ハードウェアやセンサー、データ分析、プログラム開発、表計算など、コンピューターで様々な機能が利用できるようになった。表計算ソフトが出てきた時は、メインフレームよりも価値があるとようやく認めてもらえた」と、自身の苦労話を交えて、その理念の重要性を強調する。 「プラットフォ
子どもにプログラミングを学ばせる試みのこと。特に近年は、幼児から小学生低学年を対象にしたプログラミング教育の試みが相次いでいる。佐賀県武雄市は2014年、ディー・エヌ・エー(DeNA)、東洋大学と共同で、山内西小学校の小学1年生40人を対象にプログラミング講座を開いた。ベネッセコーポレーションは2014年11月、年中(4~5歳)から小学2年生までを対象にしたプログラミング講座を実施した。 小学生向けプログラミング教育の世界的な火付け役とも言えるのが、複数のブロックを組み合わせてプログラムを構築できるビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」だ。8歳以上の子どもを対象にMITメディアラボが開発したもので、構文を覚える必要がなく直感的にプログラムできる。 さらに2014年には、より低年齢層の5~7歳に向けた無償のiPadアプリ「ScratchJr(スクラッチジュニア)」が公開
茨城県の古河市立古河第五小学校は、「iPad」を中心としたIT活用を進めてきた。同校が授業で活用するIT製品/サービス25種を、元校長である平井 聡一郎氏のコメントを添えて紹介する。 2012年以来、米Appleのタブレット「iPad」をはじめ多くのIT製品/サービスを活用してきた公立学校の1つが、茨城県の古河市立古河第五小学校だ。教員によって異なるITスキルの差を踏まえ、段階的なIT活用を進めてきた同校。児童の思考力や判断力、表現力を育てるためにIT機器を利活用するという共通目標を掲げ、さまざまなIT製品/サービスを検証・活用してきた。 本資料では、古河第五小学校で活用IT活用を主導した平井 聡一郎氏のコメントを交えて、古河第五小学校が活用してきた25種のIT製品/サービスを紹介する。平井氏がどのような考えで、どのようなIT製品/サービスを導入、活用してきたのかが分かる本資料は、公立学校
ビスケットは,開発して新しい機能を追加したときなど,必ず子どもたちが使っている様子を自分目で見てどんな風に使っているかを見てきます(最近はその暇が無くて他人に任せていたりして,かなりまずいんですが).3年前くらいの面白いエピソードをご紹介しましょう. ちょうど,Androidタブレットで動くビスケットを開発していて(これはまた一般には配布していません.実験環境だけです),それがどのように子どもたちに使われるか見に行きました.僕としても指で直接操作するタブレットのUIの開発は初めてで.実は,マウスとタッチペンの操作は結構似ています.どちらも,非常に小さいエリアを結構正確にポイントできて,ドラッグもできますから.どちらかというと,ペンの方がドラッグが得意でしたね.小さい子はマウスクリックが全然出来ないとか(ボタンを押すときに指先だけ押すということができないので,手を握ってしまって,その結果マウ
「これが、日本が変わる第一歩になる」(Google会長 Eric Schmidt氏)---Googleは2013年10月29日、日本のコンピューターサイエンス教育を支援するプロジェクト「コンピュータに親しもう」を開始すると発表した。ワンボードコンピュータ「Raspberry Pi」(関連ページ:ITproまとめ - Raspberry Pi)を5000台提供、NPO法人CANVASと協力し、1年で2万5000人以上の児童・生徒の参加を目指す。 同日、Eric Schmidt氏が来日。広尾学園(東京都港区)の生徒にプログラミングの楽しさと大切さを語りかけた。またビジュアルプログラミング言語「Scratch」の第一人者で『小学生からはじめるわくわくプログラミング』の著者である青山学院大学・津田塾大学非常勤講師 阿部和広氏(関連記事)らが、広尾学園の生徒にRaspberry Pi上でScratc
「こんなコンピュータを25ドルで実現できれば、子供達が自由な発想でプログラミングできるようになります」 発売から1年強で120万台を出荷した名刺大の格安PCボード「Raspberry Pi」を、エベン・アプトン氏が開発したきっかけは冒頭のメッセージを全世界に発信してしまったことだった。 メッセージは英BBCの著名なジャーナリストのブログから流れた。アプトン氏が最初に作ったプロトタイプと開発の狙いを、このジャーナリストに話したところ、Raspberry Piのプロトタイプを紹介する動画とともにメッセージがアップされた。 この動画は2日間で60万回ものアクセスを受けた。ブログのおかげでアプトン氏は、25ドルのボードを本気で設計し、製造することになった。 元々は英ケンブリッジ大学の学生向けに作る予定のものだった。ケンブリッジ大学で2005~2006年に教鞭を取っていたとき、多くの学生にプログラミ
5月19日、Scratchのお祭り「Scratch Day 2013 in Tokyo」が開催された。 5月19日、年に1度のScratchのお祭り「Scratch Day 2013 in Tokyo」が開催された。Scratchとは、MITメディアラボが開発した子ども用プログラミング環境。コードを書かずに、ビジュアル的なインターフェイスでプログラムを組むことができる。津田塾大学/青山学院大学の非常勤講師 阿部和広氏は、多くの人の概念や言葉を引用しながらScratchの概念について語った。 最初の引用は、アメリカの数学者シーモア・パパート(Seymour Papert)氏の言葉である。 Should the computer program the kid, or should the kid program the computer? ―― S. Papert シーモア氏は、教育用プログ
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