Appleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏が、MITで卒業生に向けてテクノロジーのあり方などについて語りました。 品位と思いやりが注入されていなければならない 大学でも、そして大学院でも見つからなかった人生の方向性が、Appleと出会うことでようやく見つかった、とティム・クック氏は語ります。 自分の人生とは何なのかといった問題を模索し続けていたクック氏は、創業者のスティーブ・ジョブズ氏が「どうしたら人のために尽くせるのか」という強靭な哲学でAppleを運営していることを知り、「精神的負担」が取り除かれたそうです。 また、クック氏は自身が世界で最大のテクノロジー企業のトップでありながらも、「テクノロジーが常に解決策であることはない」と警鐘を鳴らすのも忘れません。彼によれば、テクノロジーとは「品位と思いやりが注入されていなければならない」ものだそうです。 同氏は「ほとんどの場合