新型コロナウイルスに感染した患者から、嗅覚や味覚の異常を訴える声が相次いでいることを受けて、日本耳鼻咽喉科学会は医療機関を受診する上での目安をまとめました。こうした異常のほかに、発熱やせきなどの症状がない場合は、しばらく医療機関の受診は控え、様子をみてほしいと呼びかけています。 日本耳鼻咽喉科学会は、国内外の感染者から嗅覚や味覚の異常が相次いで報告されていることを受けて、こうした症状が出ている人が医療機関を受診するうえでの目安を、30日まとめました。 この中で学会は、「新型コロナウイルスでは、嗅覚や味覚が低下することも分かった」としながらも、インフルエンザや一般のかぜでも起きることのある異常だと指摘しています。 このため、こうした異常のほかに、発熱やせき、体のだるさなどほかの症状がなければ、しばらく医療機関の受診を控え、2週間、不要不急の外出を控えるなど、様子をみてほしいとしています。 背
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