macOS 15 Sequoiaでは、アプリにデーモンやヘルパーなどのログイン/バックグランド実行項目がある場合にユーザーに通知するセキュリティ機能が強化され、SpotlightやColorパネル、メディア機能拡張、Cron実行を含む場合にも通知され、実行を管理することが可能になるそうです。詳細は以下から。 Appleは2022年10月24日にリリースしたmacOS 13 Venturaで、エージェントやデーモン、サービスマネージャー、ヘルパーツールなどログイン時やバックグラウンドで実行されるサードパーティ製アプリがインストールされると、その趣旨をユーザーに通知する「ログイン/バックグラウンド項目通知」機能を実装しましたが、 WWDC24のセッション10123「What’s new in privacy」によると、Appleは2024年秋にもリリースを予定している「macOS 15 Seq
資産家イーロン・マスク氏は、アップルが基本ソフト(OS)レベルでオープンAIの人工知能(AI)ソフトウエアを組み入れれば、同社製機器を自社から締め出すと述べた。 マスク氏の発言は、アップルが10日に行ったプレゼンテーションで、デジタルアシスタント「Siri」を通じ、ユーザーがオープンAIのチャットボット「ChatGPT」にアクセスできるようになると発表したことを受けたものだ。アップルはこの機能を年内に新しいAI機能の一部として展開する予定。 マスク氏はオープンAIの共同設立者だが、同社とは対立していた。 マスク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「アップルがOSレベルでオープンAIを組み入れれば、アップル製品は私の会社で使用禁止になるだろう。容認できないセキュリティー違反だ」とコメントした。 If Apple integrates OpenAI at the OS level, then A
Appleは、独自の人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」を発表しました。Siriが賢く進化するのに加えて、ChatGPTと連携して利用できます。オリジナル絵文字の作成や、電話の録音・文字起こしと要約などの機能も利用可能となります。これらの高度な機能は、iPhone15 Pro以降のiPhoneや、M1以降を搭載したiPadとMacで利用可能です。ユーザーのプライバシー保護を重視して提供されます。 ユーザーの状況を踏まえ、自然な言語で対応 Appleが世界開発者会議(WWDC24)の基調講演で発表したAI機能の「Apple Intelligence」は、自然な話し言葉による指示に対して、ユーザーの置かれた状況、家族などの友人関係といったパーソナルなコンテクストを理解し、ユーザーを支援できるのが特徴です。 たとえば、「明日の母のフライト到着時刻は?」と尋ねると、やり取り
iPhone、iPad、Macの中心にパワフルな生成モデルを据えるパーソナルインテリジェンスシステム、Apple Intelligenceが登場 AIにおけるプライバシーの新しい基準を打ち立てるApple Intelligenceは、個人的な背景を理解し、各ユーザーに有用で関連性のあるインテリジェンスを提供します iPhone、iPad、MacのためのパーソナルインテリジェンスシステムであるApple Intelligenceは、生成モデルのパワーと個人的な背景を組み合わせて、有用で関連性のあるインテリジェンスをユーザーに提供します。 カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、生成モデルのパワーと個人的な背景を組み合わせて驚くほど有用で関連性のあるインテリジェンスを提供する、iPhone、iPad、MacのためのパーソナルインテリジェンスシステムであるApple Intelligen
WindowsではなくMacを導入する事業者が世界的に増えており、Macが攻撃者の重要なターゲットに成り始めている、と報告されています。どのようにすればセキュリティを強化することができるのでしょうか。 ビジネス環境でのMacの世界シェアは16.5%に 「MacはUNIXベースのOSだからマルウェアに感染しない」と言われたのはどうやら一昔前までで、2024年現在Macが攻撃者から狙われるリスクはこれまでになく高まっている、と米セキュリティ企業Interpres Securityが4月11日に報告書を公開しています。 そもそも、Macを従業員用パソコンとして配布する事業者が増加の一途をたどっているのがその原因で、昨年12月時点でそのシェアは16.5%にまで伸びています。2009年1月時点では3%だったのと比べると、14年間でかなり拡大したと言えます。 2024年時点のMacのセキュリティ上の脅
Appleが、Safariのプライベートモードにおけるデフォルトの検索エンジンとしてGoogleからDuckDuckGoへの変更を検討するも、最終的に断念したとBloombergが報じました。 AppleとDuckDuckGoの協議は、2018年から2019年にかけて行われたようです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. AppleとDuckDuckGoが、Safariのプライベートモードにおける検索エンジンに関して協議していた。 2. DuckDuckGoは協力に前向きだったが、Appleはそうではなかった模様。 3. Appleは、DuckDuckGoが検索情報をBingに依存していることを危惧したとBloombergが指摘。 Appleとの関係構築を期待していたDuckDuckGo DuckDuckGoの最高経営責任者(CEO)であるガブリエル・ワインバーグ氏が、同社とAppl
Appleが、2021年8月に発表したもののプライバシー侵害や国家による弾圧への懸念から批判が集中した性的虐待画像(CSAM:Child Sexual Abuse Material)の検出を断念した理由を詳細に説明しています。脆弱性の悪用や、監視に拡大される懸念が開発断念の理由だったとのことです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleが、子どもの性的虐待画像スキャン機能の開発断念理由を説明。 2. 脆弱性を悪用される可能性や、一斉監視社会につながる懸念があったとのこと。 3. 子どもを性的虐待から保護する他の機能は提供されており、iOS17で進化する。 2021年8月に発表後、物議醸したCSAMスキャン Appleは2021年8月に、児童への性的虐待画像(CSAM:Child Sexual Abuse Material)を機械学習技術によってデバイス上で検出し通報する機能を
GoogleのChromeブラウザは便利なブラウザです。MacユーザーのなかにもApple純正ブラウザのSafariではなく、Chromeを使っている人も少なくないでしょう。 しかしMacでChromeブラウザを使うことは、Appleによるプライバシー保護をユーザーが自ら台無しにする行為だと、米メディアAppleInsiderが主張しています。 セキュリティとプライバシー重視のApple Appleはユーザーをマルウェアなどの悪意あるソフトウェアから守ることを念頭において、OSや純正ソフトウェア、そしてSafariブラウザを開発しています。そのためAppleソフトウェアだけを使っている限り、悪意あるソフトウェアに感染することはほとんどなく、個人情報流出の危険性も少ないそうです。 しかしSafariではなく、Chromeを使った時点でAppleのプライバシー戦略は崩れ去ってしまうのです。 M
Appleは2021年にiOS15などでの導入を発表、物議を醸した、児童虐待写真検出機能の導入を、完全に断念したことがわかりました。 2021年に導入を発表 Appleのソフトウェア・エンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏が、The Wall Street Journalのジョアナ・スターン記者のインタビューにおいて明かしています。 Appleは2021年に、iCloud内のデータをスキャンして、児童への性的虐待(CSAM:Child Sexual Abuse Material)として報告された画像を検出する機能を、iOS15などのOSで追加すると発表しました。 WSJのインタビューで導入中止を認める しかし政治的弾圧への転用の危険性やプライバシー侵害の可能性が指摘され、Appleは発表から約1カ月後の9月には同機能の導入延期を発表、2021年末には子供の安全に関するWeb
Appleのデバイス解析、個人を特定可能な情報を含んでいた〜Appleの説明と相違 2022 11/21 セキュリティ研究家が、Appleの「デバイス解析」を調べた結果、個人を特定可能なデータが含まれていることがわかったと報告しています。 一方Appleは公式に、デバイス解析には個人が特定される情報は含まれていないと述べています。 「dsId」が含まれることを発見 セキュリティ研究家のトミー・ミスク氏とタラル・ハジュ・バクリー氏は、Appleのデバイス解析データに「dsId(Directory Services Indentifier)」というIDが含まれていることを発見しました。 このdsIdは、iCloudアカウントごとに異なるIDであるため、ユーザーの名前、生年月日、メールアドレス、その他iCloudに保存されている情報を導き出すことが可能だと、両氏は指摘しています。 🚨 New
プライバシー重視の検索エンジンDuckDuckGoは、Macのための独立ブラウザを公開しました。 ブラウジングの高速化が期待 iOSのためのモバイルブラウザを2年前に公開したDuckDuckGoでしたが、ついにMacブラウザのリリース(ベータ)にもこぎつけた模様です。 DuckDuckGo for Macを使用することで、不正な追跡を減らすだけでなく、ブラウジングを高速化し、クッキーの同意ポップアップなどの多くの日常的な煩わしさを排除することができます。 DuckDuckGoの製品部門のベア・バーガー=レネハン氏(@beahbl)は、Mac独立ブラウザのプレスリリースをソーシャルメディアで共有しています。 Kinda like sending your kid off to their first day of school. I hope you all love it as much
1月28日の「データプライバシーデー」を祝福し、Appleでユーザープライバシー部門を率いるエリック・ノイエンシュワンダー氏が、Appleのプライバシーポリシーについてインタビューで語りました。 デバイスの高性能化でオンデバイス処理を加速 ノイエンシュワンダー氏は、Appleは新製品を設計する際に、プライバシーを念頭に置いていると説明しました。 問題の発見を手助けし、データのどこにリスクがあるのか、データまわりの攻撃でどこが弱みとなっているのかを話し合うことが大切だと考えています。しかし同時に、チームとのパートナーシップも重要です。なぜなら、チーム自身が、自分たちの専門知識を活かして将来的にどのような機能を実現したいかを考えているからです。 その結果、ユーザーにとってより優れた、より豊かな機能を提供することができるのです。プライバシー保護技術の利用拡大やデバイスの高性能化により、なるべくユ
プライバシーに重点を置いた検索エンジンDuckDuckGoが、デスクトップブラウザの開発を行っている、と公式ブログで発表しました。 プライバシーを尊重する日常的なブラウジングアプリ DuckDuckGoは現地時間21日、“日常のオンライン・プライバシーに対するユーザーの期待を再定義”するブラウザを開発していると発表しました。 個人のプライバシー設定を捨て去り、検索、電子メール、一般的なブラウジングにおいてデフォルトでプライバシー保護を可能にするアプローチが採用される予定です。 「“プライバシーブラウザ”ではなく、プライバシーを尊重する日常的なブラウジングアプリです。企業があなたの検索や閲覧履歴をスパイすることを止めるのに、悪いタイミングなどありませんから」と同社は記しています。 初期テストでChromeよりも高速であることが判明 Chromiumなどをフォークするのではなく、(モバイルと同
AppleがTVやMusicアプリなどのコンテンツを友人と共有して視聴できるSharePlayやApple Music Voiceプラン、デジタル遺産機能などを導入した「macOS 12.1 Monterey Build 21C52」を正式にリリースしています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2021年12月13日、10月にリリースした「macOS 12 Monterey」の1stアップデートとなる「macOS 12.1 Monterey (21C52)」をIntel/Apple Silicon Mac向けに正式にリリースしたと発表しています。 macOS Monterey 12.1にはSharePlayが追加されます。SharePlayは、FaceTimeで家族や友達と同じ体験を共有できるまったく新しい方法です。このアップデートには、Apple Music Voiceプラン、デジタ
Appleはまた、サイバー監視の研究者と擁護組織を支援するため、1,000万ドルを寄付することも発表しました カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、Appleユーザーに対する監視と標的設定への責任を問い、NSO Groupとその親会社を提訴しました。訴状では、NSO GroupがPegasusスパイウェアを使って被害者のデバイスを感染させた方法に関する新たな情報が提供されています。Appleユーザーへのさらなる悪用と危害を防ぐために、AppleはNSO Groupに対してAppleのソフトウェア、サービス、デバイスの使用を禁止する永久的差止命令も求めています。 NSO Groupは、高度な標的型スパイウェアで被害者を監視することを可能にする、洗練された国家支援型の監視テクノロジーを生み出しています。これらの攻撃は非常に少数のユーザーのみを標的とし、iOSとAndroidを含む複数
Appleが開発者向けにメールアプリからのメールアドレスの非公開が可能になり、AMD Radeon 6600XT GPUをサポートした「macOS 12.1 beta 2 (21C5031d)」を公開しています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2021年11月09日、開発者向けに10月にリリースした「macOS 12 Monterey」初のアップデートとなるmacOS 12.1の2nd Beta「macOS 12.1 Monterey beta 2 (21C5031d)」を公開しています。 macOS 12.1 Monterey betaではmacOS 11.4 Big Surの「AMD Radeon RX 6800/XT、6900 XT」グラフィックカードと同じRDNA 2アーキテクチャを採用し省電力性能で定評のある「AMD Radeon 6600XT GPU」がIntel Mac
Macの標準ブラウザはSafariですが、GoogleのChromeはMacユーザーに根強い人気があります。Macでブラウザを使うならChromeよりもSafariを選ぶべき理由を、海外メディアiPhoneHacksがまとめているのでご紹介します(2022/12/6更新。理由6を追加) 今のSafariはChromeに負けていない Chromeは以前、Safariよりもバッテリー消費が少なく、ストレージを圧迫せず、そして高速という理由で、多くのMacユーザーに支持されていました。 しかし、Safariはここ数年で大幅に進化しており、MacユーザーならChromeよりもSafariを使うべきだとして、iPhoneHacksが5つの理由を挙げています。 理由1: Appleのエコシステムに最適 Macユーザーの多くが、iPhoneなどのApple製品も所有していると考えると、Safariはベス
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