iOSの「サイト越えトラッキング機能」とは、訪問したWebサイトの履歴を保護し、企業などに情報を把握されたり追跡されることを防ぐことができる機能です。 「プライバシーレポート」を作成すると、Safariのインテリジェント・トラッキング防止機能がブロックしたサイト越えトラッカーを確認できます。
iPhoneやMacのSafariに、閲覧履歴などが読み取られる脆弱性が発見される 2020 8/27 iOS13やmacOS Catalinaで、SafariのWebページ閲覧履歴などの情報が盗み見される可能性のあるセキュリティ上の問題が発見された、とサイバーセキュリティ研究者が報告しています。 iOS14、macOS Big Surでは修正されている模様 サイバーせキュリティサービスのRedteamは、iOS13やmacOS Catalinaに、Safariでページを共有する機能を使うとシステム内部の情報が読み取られる脆弱性を発見した、と報告しています。 原因はSafariでWebページをメールやAirDropなどを使って簡単に共有できるWeb Share APIの問題で、iOS13.4.1、iOS13.6、macOS Mojave、macOS Catalinaで存在が確認されている、
iPhoneやMacに、カメラを乗っ取られてしまう危険性のある脆弱性が発見されていました。Appleはソフトウェアアップデートで脆弱性を修正済みです。 悪意あるWebサイトでカメラを乗っ取られる脆弱性 セキュリティ研究者のライアン・ピクレン氏は、iPhoneやMacの標準ブラウザであるSafariに脆弱性がないかを探し回った結果、7つの脆弱性を発見しました。 7つのうち3つを組み合わせると悪意あるWebサイトを訪問した際にカメラにアクセスされてしまう危険性があることを発見したピクレン氏は、2019年12月にAppleに情報提供していました。 Appleは、カメラに関する脆弱姓を2020年1月28日に公開したSafari 13.0.5で修正し、その他の脆弱性は3月24日に公開されたSafari 13.1で修正しています。 Apple、バグ発見者に支払う報奨金上限を引き上げ Appleは、バグ
アプリのインストールやアプリの動作を制限する事で安全性を保っているiOS、Androidなど他のスマホよりも安全、安心に使えるというのが定評になっていますね。 しかし先日、Appleデバイスにしか感染しないマルウェアが発見されたとして、一部で注意喚起が行われています。 Apple製品だけを狙った攻撃 つい先日、広告のプロモーション表示の中に不正なコードをセキュリティ専門家が発見し、それを解析したところスマホ向けのマルウェア「Krampus-3PC」が紛れ込んでいるのが発見されました。 この「Krampus-3PC」は、広告表示で実行されるコードに乗っかる形でスマホのセキュリティを通過し、不正な動作をスマホに命令している事がわかっています。 しかもこの「Krampus-3PC」はなぜかApple製品だけをターゲットにしている事がわかっており、セキュリティ専門家がApple製品ではないスマホや
Appleは、ユーザをフィッシングサイトなど悪意のあるWebサイトから保護するために、これまで長い間グーグル(Google)のセーフブラウジングにユーザの閲覧データの一部を送っていたことはAppleから公式に発表されていました。しかし一部のiOSデバイスからは中国のテック企業の中でも最大のテンセント(Tencent、腾讯)に送っていたことが判明しました。しかもそれについては発表がなかったことが問題となりそうです。 Appleはフィッシング対策システムの一部として、グーグルのセーフブラウジングサービスの他に、中国のテック企業テンセントのサービスも利用していることがわかりました。しかも、2017年のiOS 11からは中国で販売されたモデルだけでテンセントのサービスを利用していましたが、その後米国モデルのiPhoneやiPadでもプライバシーデータがテンセントに送信されていることが判明し、その使
Safariでウェブサイトのフルページのスクリーンショットを撮影可能に Safariでウェブサイトのスクリーンショットを撮影した際に、画面に映っていない箇所も含めたウェブサイト全体のスクリーンショットも撮影可能に。 [Feature] screenshots within webpages allows full webpage to be captures from r/iOSBeta Safariで最近表示されていないタブを自動的に閉じる機能 Safariには最近表示されていないタブを自動的に閉じる機能が搭載されており、手動、1日後、1週間後、1ヶ月後から選択可能。 [Feature] Safari can automatically close tabs from r/iOSBeta スクリーンショットを「ファイル」アプリに直接保存可能に スクリーンショット撮影後にマークアップツール
Appleは、iPhoneのプライバシー保護機能を紹介した新作動画を公式YouTubeチャンネルで公開しました。Web閲覧履歴を使った追跡型広告をブロックするSafariが取り上げられています。 Web閲覧履歴をプライバシー情報として保護 Appleが公開した新作動画「Privacy on iPhone — The Answer」では、若い男性が口元のひげを気にしながら、iPhone XRを眺めています。 どうやら、伸びてきたひげを剃るべきか、Webで調べているようです。 動画には、以下の字幕が表示されます。 Safariは、Webサイトがあなたを追跡するのを制限します。 なぜなら、あなたが閲覧したものは、あなたのものですから。 プライバシー。それがiPhone。 納得した様子の男性は、iPhone XRをタオルの上に置きます。ひげはまだ剃らないことにしたようです。 動画はこちらでご覧くだ
Apple 本、久しぶりに読んでいる。Creative Selection Apple 創造を生む力 ケン・コシエンダ(Ken Kocienda)著。Apple の本は大まかに分けて下記のタイプがある。 Apple 歴史本・内幕暴露本 Steve Jobs(または Jonathan Ive など有名経営陣)の伝記 デザインに関する本 経営戦略・社会影響に関する本 製品解説・開発ガイド本 テクニックノウハウ本(プレゼンテクだの、リーダーとしてどうのこうの)個人的に 6番はこじつけが多く、Apple については人に解説される以上に把握しているので「読まない」と決めている。今回の本は第4分類の本だ。 Creative Selection Apple 創造を生む力 – どんな本か iPhone、iPad、Sfari はいかにして生まれたのか? 元社員が、アップル全盛期のアイデア実現法を独白。「極秘
米国のモバイルブラウザ市場においてはSafariの利用率が高く、モバイルOS市場でもiOSがAndroidを上回っていることが、アクセス解析会社Mixpanelの最新データから明らかになりました。 モバイルブラウザではSafariのシェアがトップ アメリカにおいて、Webブラウザ全体ではGoogle Chromeが圧倒的なシェアを占めていますが、モバイルブラウザではSafariがもっとも大きなシェアを獲得しています。 Mixpanelの最新調査によると、米国ではSafariが58.06%で首位、続くChromeが32.48、Facebookが8.82%、その他が0.64%という結果になりました モバイルOS利用ではiOSがAndroidを上回る またこれはSafariの使用率が高いこととも関連していますが、米国におけるモバイルOSの利用では、iOSが65.5%、Androidが34.46%
世界最大規模のECプラットフォームShopifyが、iOS12で新たに導入された「AR Quick Look」機能を用いて、ブラウザ上での拡張現実(AR)オブジェクトの配置を実現させました。 アプリなしでブラウザ上でAR体験が可能に AppleのARアプリ開発フレームワーク「ARKit」は、これまでアプリを介してのみ動作可能となっていましたが、iOS12に追加された「AR Quick Look」機能を使用すると、ブラウザ上で直接ARを体験することができるようになりました。アプリをダウンロードする必要なしに、ショッピングサイトで気になった商品をARオブジェクトとして現実空間に配置して試したりといったことも可能になります。 Shopifyはすでに同機能をシステムに導入しており、iOS12のベータ版をインストールしていれば、Magnoliaなど一部のショッピングサイトで「AR Quick Loo
macOS 10.13.4でSafariがアップデートされたことをご存知だろうか? このアップデートには「Service Workers」という重要な新機能が含まれており、その成果物としてmacOS/Safariでは「PWA(Progressive Web Apps)」がサポートされる。今回は、Service WorkersおよびPWAの概要と、今後のmacOS/iOSアプリに及ぼすであろう影響について考えてみたい。 Safari v11.1から「PWA」のサポートが開始された What's PWA? PWA(Progressive Web Apps)とは、ざっくりいうと「WEBサイトとアプリの利点を備えた次世代型WEBアプリ」のこと。Googleが提唱した概念であり、「Google Chrome」をはじめ多くのWEBブラウザにサポートされつつある。 その必須要件のひとつには「オフライン対
以前、PWAについて書きましたが、今月に入っていくつか大きな動きがありました。PWA(Progressive Web Apps)は、HTML5の限界を突破するためにGoogleが推進しているクライアント(ブラウザ)側の高機能化技術で、Webアプリにネイティブアプリ並の操作性や表現力を持たせようとするものです。 先の記事の中で、 AppleにはAppleの事情があり、「はいそうですか」とは行かない部分もある と書きましたが、どうやらAppleはMacOSとiOSのSafariでPWAをサポートする方向になり、 AppleもiOS/macOSをProgressive Web Apps(PWA)対応へ。次のSafari 11.1でService Workerなど実装 Microsoftはその前の週にPWAをWindows10で「ネイティブ」に採用することを発表しています。 マイクロソフト、Pro
AppleがIntel/ARM CPUなどの脆弱性「Meltdown」と「Spectre」についての対策を発表しています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2018年01月04日、GoogleのProject Zeroチームなどが情報の一部を公開したIntelやAMD, ARMプロセッサを搭載したデバイスで情報が窃取される可能性のある脆弱性「Meltdown」および「Spectre」について同社のOSやデバイスでの対応を公開しています。 All Mac systems and iOS devices are affected, but there are no known exploits impacting customers at this time. Since exploiting many of these issues requires a malicious app to
TOP » コラム » デジタル広告 » AppleのITP導入に伴い高まる、AdWordsとGoogleアナリティクス連携の重要性 AppleのSafari11.0から搭載されるIntelligent Tracking Prevention。 これにより、サードパーティのCookieを使った広告の配信や計測に影響が出る見込みです。 Intelligent Tracking Preventionの影響範囲は? 影響回避策は? Intelligent Tracking Prevention の登場で、今後ますます重要性が高まる、AdWordsとGAの連携について解説します。 AppleのIntelligent Tracking Preventionとは? デスクトップだけの話ではない リターゲティングだけの話ではない 海外ではIABはじめ主要な広告業界団体から抗議が出たが、Appleは当初の
iPhone X が発表されて間もなく、ディスプレイの「切り欠き」については至るところでちょっとしたイジリ合戦が始まっています。中には実際に信じてしまっている人もいるほど秀逸なものがありまして、それがこちら。 思わずクスッときてしまいますが(笑)、まあ当然こんなことにはなりません。 iPhone X にはディスプレイの上下左右に iOS の占有領域が存在し、それ以外(アプリのタッチイベントを認める領域)を Safe Area と呼ぶようです。Safe Area の外にある上部領域にはステータスバーとして時計やアンテナのインジケータなど iOS のシステムアイコン等が並び、下部の領域には iPhone X で導入された「ホームバー」が存在することになります。 では iPhone X の Safari で Web サイトを表示した場合に一体どのようになるのか?それを Web 上の情報を元にまと
初心者向けにiPhoneのTipsを紹介する連載「iPhone Tips」。今回のテーマは「Safariタブを一括削除する方法」です。 Safariを使っていると、知らない間に複数のタブが大量に開いてしまっているときがありませんか? サイトによってはリンク先が別タブで開くようになっていて、ちょっと閲覧するだけであっという間に複数のタブが開きっぱなしになってしまうことも! 通常、開いたタブは左上の×をタップして消すところですが、これが複数のタブとなると、ちまちました作業が厄介になります。そんなときに、一括で複数のタブをザクッと削除する方法があるので覚えておくと便利です(iOS 10.2.1で検証)。 方法はとっても簡単! Safariを開き、右下にあるアイコンを長押しすると「○個のタブを閉じる」という項目が現れるので、そこをタップするだけで全てのタブをまとめて閉じられます。iOS 10ではタ
アップルのクラウドサービス、iCloud。 iPhoneなどの重要なデータなどをオンライン上に保存するなど、非常に便利な機能ですが、このiCloudの保存機能についてちょっとおかしな事実が発覚したようです。 ロシアのソフト開発会社のCEOがたまたま発見したもので、”Phone Breaker”というソフトを使ってiCloudから自らのデータを取り出した所、すでに1年ほど前に削除されているはずのSafariの履歴がiCloud上に保存されたままになっていることが判明。 またForbesの調査でも7000ほどのウェブ履歴エントリーやアクセス回数、アクセス日時などが保存されていることが判明したようです。 また、このSafari履歴にはGoogle検索で使ったキーワードなども含まれていたとのことです。 なお、アップルがなぜこのSafari履歴をわざわざ保存していたのかの理由は不明ですが、ブラウジン
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