プロデュース、マーケティング、エンジニアリングなどウェブサービスの運営に携わる全ての担当者にとって、ユーザーの活発な利用を促進するユーザーインターフェース(UI)の企画と開発は大きなテーマである。提供されるサービスが価値の高いものであったとしても、ユーザーにとってUIが使いやすいか否かで、サービス全体のKPIの達成が大きく左右されると言っても過言ではない。 こうしたUIの刷新と評価をスピーディに進め、ユーザーの利用促進を成功させた好例が、グルメサービス「Retty(レッティ)」だ。2011年6月のサービス開始から利用者数は順調に伸び、2015年11月には月間利用者数が1500万人を突破。投稿されたクチコミの件数は2015年12月に200万件を突破するなど成長している。その背景には、年間200件を超えるUIの改善が挙げられるのだという。 RettyのデザイナーチームはどのようにUIを見直し、
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