ブックマーク / oosakinaoto.com (11)

  • 書評:「いつも『時間がない』あなたに ―欠乏の行動経済学」 - 大嵜直人のブログ

    今日は久しぶりに書評を。 「いつも『時間がない』あなたに -欠乏の行動経済学」 センディル・ムッライナタン&エルダー・シャフィール共著 ハヤカワノンフィクション文庫 SNSで知ったこの。 「欠乏」というものを科学するという「行動経済学」の一冊だった。 「行動経済学」というと難しそうに聞こえるが、実例が豊富にあげられており、読みやすかった。 タイトルに惹かれて(ドキッとして)読みはじめたのだが、「時間」だけでなく他のことにおいても非常に示唆に満ちていた。 たとえば「お金」、「ダイエット」、「愛情」・・・ いつも時間に追われて、思うように物事が片づけられない、 収入はあるのに、なぜか借金をかさねてしまう、 ダイエットをしようとたびたび取り組むが、長続きしない、 パートナーがいるのに、愛情を感じられない・・・ 非常に耳が痛い話ではあるが、こうしたことの原因は、その人の資質によるものではなく、金

    書評:「いつも『時間がない』あなたに ―欠乏の行動経済学」 - 大嵜直人のブログ
  • 人は自分の見たいものしか見ていない、というお話 - 大嵜直人のブログ

    いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。 人は自分が見たいものしか見ていない、とよく言われます。 人それぞれの心のフィルターを通して見たいように見ているからです。 そのフィルターを取り替えてくれるのは、やはり「他人」であり「問題」だと思うのです。 誰かと同じ映画を見ても、全く違った場面に目を引かれたり、違う台詞に心惹かれたりするように。 あるいは紫外線や赤外線のように、そこにあるのにもかかわらず、見えないというように。 私たちが世界を見るとき、そこにはある種のフィルターを通して見ているようです。 紫外線や赤外線は誰の目にも見えないのでわかりやすいのですが、一方で心に残った映画のワンシーンやセリフのようなものは、私たちの心のフィルターを通しているようです。 それは興味のフィルター、と言い換えてもいいのかもしれません。 先日、そんなことを感じることがありました 週末の公園で、梅雨の合間

    人は自分の見たいものしか見ていない、というお話 - 大嵜直人のブログ
  • 「好きなこと」を見つけるための段階について - 大嵜直人のブログ

    いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。 昨日は私のワーカホリック時代からの実体験に絡めて、「天命追求型」の目標や夢の叶え方について綴らせて頂きました。 この「天命追求型」の目標達成の中で大切なのは、やはり「好きなことは何ですか」ということなるかと思うのです。 けれども、この「好きなこと」を見つけるのには、段階があるようです。 「天命追求型」寄りの人にとって大切なのは、「好きなこと」「いまが充実できること」を重ねていくこと。 その積み重ねが、気づいたらとんでもない遠くの地点へと私たちを運んでくれるようです。 それで、この「好きなこと」「いまが充実できること」を見つけるには二つ段階があるように思うのですね。 その段階とは、「傷ついた羽根を癒す段階」と「空を飛び回って好きなものを見つける段階」。 この質問はリトマス試験紙になると思うのですが、 「あなたの好きなこと、何ですか?」 と、テ

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  • 好きなことリストの罠 〜幸せの閾値を下げてみる - 大嵜直人のブログ

    いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。 好きなことや心惹かれることを集めることは、人生を豊かにしてくれます。 けれどそれにこだわりすぎると、それが得られないと感じてまた苦しくなるのもまた事実です。 そんなときは、好きなことや心惹かれることへの閾値を下げてみるといいのかもしれません。 結局は、いつもと同じ「日常の細部を見つめる」ということになるのですが。 先日のこちらで、自分の好きなものをリストアップすると、それが幸せの種になると綴らせて頂きました。 自分の心躍るもの、集めよう 〜ASKA「はじまりはいつも雨」に寄せて - 大嵜 直人のブログ ともすると、私たちは「やらなければいけないこと」「やるべきこと」にばかり目が向いてしまいます。 そんな中で、自分が「心躍るもの」「心惹かれるもの」は何だったのか、すっかり忘れて寝を繰り返すようになってしまいます。 子どもの頃、見ているだけで

    好きなことリストの罠 〜幸せの閾値を下げてみる - 大嵜直人のブログ
  • 筋トレと同じように、心も意識すると豊かになる - 大嵜直人のブログ

    いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。 最近ランニングをサボり気味であります。 ええ、サボり気味なんです。 クソ暑い夏やクソ寒い冬は「走るどー!」とモチベーションをが上がるのですが、どうも気候がよくなるとヒロイズムが刺激されなくなるようです。 継続するコツなどの記事を綴っておきながら、お恥ずかしい。 まあそこで罪悪感を感じるよりは、またいつでも始めればいいや、くらいでいいと思うのです。 さて、ランニングはサボり気味なのですが、代わりにといってはナンですが最近筋トレをしています。 腕立て伏せ、頭を少しだけ上げるクランチという腹筋の一種、背筋、そしてスクワットを何セットか。 まだ始めて10日くらいなのですが、初日と比べて強い負荷に耐えられるようになっているようで、なかなかうれしい限りです。 「男性の悩みの9割は筋トレをすると解消する」と聞いたことがありますが、さもありなん、と思います

    筋トレと同じように、心も意識すると豊かになる - 大嵜直人のブログ
  • 「選択肢をもつ」ことは、心を軽くしてくれる - 大嵜直人のブログ

    いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。 今日は「選ぶ」ということに寄せて、綴ってみたいと思います。 空梅雨ラン。 風もなく蒸し暑くもなく 汗も出やすい、いい気候。 今日の報酬はレモン味。 メッツコーラも美味しい。 ボルヴィックは王道。 ライフガードは青春の味。 ソルティライチもよかと。 生茶もいい。 けれど、やっぱり好きなんです。 ウィルキンソンさん。 2017.6.14 ええ、ウィルキンソンの炭酸が好きなんです。 すっきりしていて、喉ごしがよくて。 ランニングの報酬は、いつもウィルキンソンさんです。 この日はレモン味でしたが、通常の赤いボトルもいいですね。 それでも、ランニングのあとに寄ったコンビニで、飲料の棚に「ウィルキンソンしか」並んでいなかったら、けっこうげんなりすると思うのです。 午後の紅茶もキリンレモンも、ファンタもヘルシア緑茶も、ボスもジョージアも、いろんなものが並

    「選択肢をもつ」ことは、心を軽くしてくれる - 大嵜直人のブログ
  • コミュニケーションでは「何を言ったか」よりも「何を感じているか」の方が大切だ - 大嵜直人のブログ

    いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。 今日は「言葉」と「コミュニケーション」の関係について。 他人とのコミュニケーションにおいては、何を言ったかを気にするよりも、自分の感情を正直に表現する方が円滑なコミュニケーションが取れると、最近つとに思うのです。 すでに何度かお話しさせて頂いたのですが、私は当店を始めたきっかけもネットの海から見つけた「言葉」でした。 それだけに「言葉」の持つ力を信じていますし、また言葉というものの持つ美しさが好きです。 けれど最近感じているのは、こと他人との「コミュニケーション」においては、あまり「言葉」の力を過信しない方がいいように思うのです。 たとえば「メラビアンの法則」という有名な法則があります。 アメリカの心理学者、アルバート=メラニアン氏が提唱した法則で、コミュニケーションにおける様々な情報が、他人にどのような影響を及ぼすのか、という研究から提唱

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  • 年の瀬に思う、アウトプットを続けることの大きな恩恵 - 大嵜直人のブログ

    2017年もあと残り4日。 年の瀬が近づいていますね。 仕事納めの人もいたり、 お仕事の方は繁忙期だったり、 大掃除や洗車をして新しい年に備えたり、 おせち料理やおの準備や、帰省が始まったり。 いろんな年末の風物詩が見られる時節になりました。 私がこれをすると年の瀬だなーと思うのが、手帳を新しくして来年のスケジュールを書き込むときです。 手帳はもう十年以上も「ほぼ日手帳」を使っています。 今はカズン版(A5サイズ)を使ってますが、1日1ページたっぷり書けるので気に入っています。 新しい手帳に1月からのスケジュールを書き込みながら迎える年に想いを馳せ、また1年使ってきた手帳をぱらぱらとめくりながらこんなことやあんなことがあったと振り返る時間です。 そんな年末の風物詩に、今年から新しく「ブログを振り返ってみる」というタスクが加わりました。今年8月から始めたこの割烹ブログも、おかげさまで更新を

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  • たった一人のために書くことが、たくさんの人の共感を呼ぶ - 大嵜直人のブログ

    それはとても逆説的なのですが、 たくさんの人に共感してもらいたいと思うほどに無味無臭になってしまい、その逆にたった一人のために書くことが、たくさんの人の共感を呼ぶようです。 私たちの意識は拡散すると熱量が落ち、集中するほどに膨大なエネルギーを産むようです。 ここで書くときに、意識していることがあります。 それを誰に向けて書くのか、ということです。 お恥ずかしながら、私がいつもここで綴っている言の葉は、 過去の自分に向けてだったり、 今の自分に向けてだったり、 ご縁のあった方に向けてだったり、 大切な友人に向けてだったり、 お馬さんに向けてだったり、 今は亡き肉親に向けてだったり、 家族に向けてだったり、 そんな人たちに向けて書いています。 日々のことですので、ときに筆が進まないときもあるのですが、そういうときはだいたいこのフォーカスする人がぼやけています。 みんなから感心される言葉を綴りた

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  • 目的の達成には方法論よりも動機と目的 ~私が禁煙に成功したくだらない方法に寄せて - 大嵜直人のブログ

    他の人の成功体験に基づく方法論は、唯一絶対なものではありません。 目的の達成という視点からすると、方法や手段よりも動機をクリアにする方が有効だと思うのです。 私事ながら、煙草をやめて約8カ月になります。 学生時代の私のホットスポットは居酒屋、雀荘、パチンコ屋さんと、煙草とは切っても切れない場所によく出没していました。一時的にやめてみたりもしてみたり、またヘビースモーカーに戻ってみたりして、野良スモーカーを繰り返しておりましたが、今年ようやく禁煙に成功した感があります。 喫煙者の方にそれをお話しすると、「どうやって禁煙したの?」とよく聞かれるのですが、お話しするとドン引きされて、「よし、私も!」という方にはついぞ出会ったことがありません。 その方法は、「七日酔い」です。 ・・・何を言っているのか分からない? 「二日酔い」はご存知でしょうか。そのロングバージョンです。 少しご説明しますね。

    目的の達成には方法論よりも動機と目的 ~私が禁煙に成功したくだらない方法に寄せて - 大嵜直人のブログ
    soy-sobrio
    soy-sobrio 2017/11/29
    私が禁酒できたのも動機が明確だったからのように思います。
  • 私がここで書き続けるきっかけとなったブログ - 大嵜直人のブログ

    昨日に続いて、私が日々言葉を綴るきっかけとなったブログについて、少しお話しさせてください。 それは作家かつカウンセラーでもあり、講師でもある根裕幸さんのブログでした。 何度このブログの言葉に救われたか分かりません。 今日は、そんな根さんのブログからのご縁についてのテーマをどうぞ。 早くも11月並みの寒気だそうだ。 先週末は、まだ公園でツクツクボウシが一匹鳴いていた。あれだけ騒がしかったアブラゼミとクマゼミの姿は、もうない。 そんな秋の日に、蝉と耳鳴りについて書いてみる。 一年前の盛夏の頃だった。 去年も同じようにアブラゼミとクマゼミはその声の大きさを競っていた。私はというと、蝉と同じように周りと正しさを競っていた。 蝉の鳴く声は求愛だが、自立をこじらせていた私の正しさへのこだわりは、対人関係の全てをうまくいかなくしていた。気付けばもう何年も前から、私の周りの世界はべっとりと重い空気に覆

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