加藤鮎子こども政策担当相は13日の記者会見で、ベビーシッターを利用した際の費用を一部補助する割引券について、令和6年度は約70万枚を発行すると明らかにした。割引券をめぐっては、昨年10月、今年度の発行上限である39万枚に達したことから発行を停止し、約2週間後に配布を再開した経緯があり、5年度の約1・8倍とする。 加藤氏は「近年、割引券の利用枚数が増加傾向にある。必要な方が活用できるよう、対前年比約6億8千万円の増額とした」と話した。また、未利用の割引券が企業に滞留することを防ぐため、1回当たりの発行上限枚数を縮小するなどの対策を行う。