スクウェア・エニックス河津秋敏氏が製作総指揮を務める作品として最後に発売されたのは、『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』(2018年8月発売)だ。そのオリジナル版である『サガ スカーレット グレイス』が発売されたのは2016年12月。つまり、河津氏の完全新作としては、7~8年ぶりのリリースとなるわけだ。 『サガ エメラルド ビヨンド』は2024年発売予定で、対応ハードはNintendo Switch、PS5、PS4、PC(Steam)、iOS、Android。ディレクターは河津氏、プロデューサーは市川雅統氏、楽曲は伊藤賢治氏、キャラクターデザインは倉持諭氏が担当している。 本作の特徴は、17もの世界(ワールド)が存在していること。プレイヤーは6人5組の主人公の中から、プレイする主人公を選択し、“連接領域”なる場所を足掛かりに、17の世界へ赴くことになる。その際、プレイの道標となるの
いつものように、始発の新幹線に乗って京都に向かう。 京都駅から任天堂の本社研究棟…ではなく、今回の行き先は京都市勧業館(通称:みやこめっせ)だ。 2022年9月末に任天堂は1株を10株に分割し、当時6万円前後だった株価は自動的に1/10の6,000円程度に下がった。 株主総会に参加するには最低100株の保有が必要だが、参加するためのハードルも大きく下がることになる。実際、個人株主数が大きく増加した。 社内の大会議室では増えた株主を収容できないため、イベント会場で行われるようになったのである。 昨年予想した通りだが、合法的に任天堂の内部に入り込む機会が失われたのは大変悲しい。 新幹線を降りてダッシュで地下鉄に乗り換えて最寄りの東山駅に降りると、改札の外に任天堂の若手社員が案内板を持って立っていた。 みやこめっせに向かう道中、交差点ごとに案内板を持った任天堂社員が… (※撮影許可はいただいてい
「カタン」で友達を出し抜く“これだけ覚えておけば強くなれる3つのコツ”をうまい人に聞いてきた 編集部:御月亜希 ボードゲーム「CATAN(カタン)」の大会「カタン日本選手権大会」が,今年は久しぶりに全国横断で開催される。ここ数年はコロナ禍で大会がなくなり,2022年には復活したものの,東日本と西日本のみでの小規模な開催にとどまっていた。それが今年は,まずは北海道で最初の地区大会が5月28日に行われ,ここから中部,北陸,東日本,九州,西日本と,全国で地区大会を実施。これらの大会の上位入賞者が8月20日のファイナル東京大会で競い,優勝者が決まることになる。 日本選手権大会に合わせて,各地で連携イベントの「カタンオープン大会」も開かれ,今は久しぶりに国内のカタン界隈が盛り上がりを見せているところだ。 カタンは,「ボードゲームと言えばこれ!」と言っても過言ではないぐらい,世界的に人気の高い有名ボー
ゲームボーイ版「テトリス」は,現在の基準だと激ムズ? 当時のスタンダードが“鬼仕様”になった7つの理由 ライター:箭本進一 「Nintendo Switch Online」の会員向けに提供されている「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」で,ゲームボーイ版「テトリス」の配信が2023年2月9日に始まった。 ゲームボーイ版テトリスは1989年6月14日に発売され,出荷数が400万本を超えたとされる大ヒット作だ。 日本では1988年にPC版やアーケード版,ファミリーコンピュータ版のテトリスが先行してリリースされていたが,このゲームボーイ版で初めてプレイした人も多いはず。テトリスの名前が一般層にまで広がっていった要因の1つには,本作のヒットがあったのではないか。 さて,そんなゲームボーイ版テトリスを久しぶりに,あるいは初めてプレイしてみて「難しい!」と感じた人は多いのではな
将棋が熱いんですよ。 2023年1月8日から始まった藤井聡太王将と羽生善治九段による王将戦。2月25日から行われた第5局では藤井王将が勝利し戦績を3勝2敗として、白熱した戦いが続いています。 近年では将棋の人気も右肩上がりで、藤井聡太王将と羽生善治九段の名前をニュースなどで見る機会が増えてきました。それほど将棋を知らない筆者でも、ひりつくような王将戦のニュースをチェックしています。 その藤井聡太王将は現在五冠。五冠って強いですよね。 現8つあるタイトルのうち5つも持つほどの実力があるということは、2020年3月5日に発売された将棋ゲーム『棋士 藤井聡太の将棋トレーニング』のCPUもめちゃくちゃ強いことでしょう。 それでも同タイトルが歴代将棋ゲームのなかでいちばん強いかどうかはわかりません。これまで発売されたさまざまな将棋ゲームどうしで対戦させてみたらおもしろそう! というわけで、実際に試し
「ラグナロクオンライン」20周年おめでとう! ROは長期運営でどのように変わったのか,筆者が撮影したSSとプレイ体験から振り返ってみたい ライター:山口和則 PC向けMMORPG「ラグナロクオンライン」(以下,RO)が,本日(2022年12月1日)で,ついにサービス20周年を迎えた。2001年にβテストが開始され,2002年の12月1日に正式サービスが始まったROは,同ジャンルの黎明期において,初期にリリースされた作品であり,まだ前例の少なかったジャンルに挑戦し,この偉業を達成したことを純粋に祝いたいところだ。 公式Twitterアカウントでは,RO20周年を記念して「ラグナロクオンライン同窓会」Twitterキャンペーンを実施中だ。写真(左)にある“乗れる魔法陣ライト”(1名)や,“光る魔法陣カーペット”(10名)などがプレゼントされる。モデルはお馴染み中村聡伸氏だ。公式サイトの「キャン
「悩むくらいなら、とりあえず買う」をモットーに日々ガジェットを購入しています。元秋葉原のパソコンショップ販売員&店長代理、PCメーカーの宣伝広報。パソコン、カメラ、ゲーム、マンガ、アニメが大好きです。 9月15日~18日まで開催された「東京ゲームショウ2022」。新作タイトルやVR、日本での発売が待たれるSteam Deckなど注目の目白押しでしたが、3年ぶりのリアル開催となった本イベントで注目したいのは「防音対策」です。 近年のゲームショウでは、ゲーミングチェアやデスクをはじめとした家具の出展数増加が目立っていました。今年は家具だけでなく、住環境の問題を解決するサービスの出展が増えています。 ゲームを遊んでいる時に最も気になるのは「防音性の悪さ」コロナ禍をきっかけに、「エーペックスレジェンズ」「VALORANT」などのチームを組んでバトルするFPSゲームや、「Among Us」「Fall
こんにちは。坂上です。 この度ソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、近日中にサービスを終了させていただくことになりました。 サービス終了の詳細についてはゲーム内お知らせにて記載しておりますので、そちらをご確認ください。 まずは10年以上もの間このゲームを愛してくださったプロデューサーのみなさんへ、感謝の言葉をお伝えできればと思います。 2011年11月のサービス開始時、アイドルマスターとして初のモバイルゲームとして誕生しました。当初はどうなるかと思い、早ければ数か月でサービスを終了することも覚悟していました。しかし、みなさんの熱心なプロデュースとプロジェクトチームのしっかりと寄り添った運営努力が実り10年を超える長期運営タイトルとなりました。 今では総アイドル数190人、ボイスの付いたアイドルも90人を超え、多くの曲も生まれ、ライブ、アニメとアイドルの活動の場を広げて
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3 デジタル・デビル・ストーリー女神転生が、なぜ「デジタル・デビル物語・女神転生」でアニメ化されたか……Digital Devil Storyは英語として微妙だから。 「The Digital Devil Story」か「Digital Devil Stories」の方がいいんじゃないか?とも考えた。まあ、いまの時代だと英語圏でもOKだよね。 2022-03-23 06:04:44 リンク Wikipedia 西谷史 西谷 史(にしたに あや、1955年3月14日 -)は、日本の小説家。男性。三重県多気町生まれ。北海道大学経済学部卒業。東京都国立市在住。 電機メーカー勤務を経て作家となる。会社員であった当時は、パソコンに対して強い苦手意識を抱きつつもOA業務と向き合い、その経験が後の小説『デジタル・デビル・ストーリー』に生かされる
「スマホゲーム四半期報告書」第4回を掲載。2021年上半期は「ウマ娘 プリティーダービー」が圧倒的な強さを見せる ライター:日影耕造(フラー) 幅広い年代にスマートフォンが普及した結果,スマホアプリの利用動向は今や世の中の“映し鏡”になっている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で人々の生活様式が大きく変わり,オンラインでの消費やコミュニケーションの移行も進む中,スマホゲームをはじめとするアプリのユーザー像をデータから捉え,顧客との接点や新たなビジネスの創出を図る動きも活発化している。 筆者が所属するフラーでは,ユーザーから許諾を得たうえで匿名化したアプリの利用データを独自に蓄積し,サブスクリプション型のスマホアプリ分析ツール「App Ape(アップ・エイプ)」などを提供している。このデータからスマホゲームにまつわるさまざまな動きを分析・解説するのが,本連載「スマホゲーム四
各国選手団の入場行進曲は、日本のカルチャーで世界中で愛されているゲームのテーマ曲が選曲された。ドラゴンクエストのテーマをはじめとするゲーム音楽をオーケストラが演奏。また漫画表現をモチーフにしたプラカードが掲げられ、ロールプレーイングゲームのテーマソングの中を歩く選手たちが、まるで勇者のように見えてくる演出。 ◇ ◇ ◇ ドラクエ、FF、モンハン-日本から生まれた有名なゲーム音楽のオーケストラに合わせて、選手たちが入場。国名のプラカードはマンガの吹き出し風のデザインが施された。 選手入場時の使用曲は以下の通り。 ◆ドラゴンクエスト「序章:ロトのテーマ」 ◆ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」 ◆テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」 ◆モンスターハンター「英雄の証」 ◆キングダムハーツ「Olympus Coliseum」 ◆クロノ・トリガー「カエルのテーマ」 ◆エー
本記事は2022年12月時点のTime & Spaceの内容となります 最新の記事に関してはKDDIトビラをご確認ください。 こんにちは、ライターのギャラクシーです。 今 僕は、往年の名作ゲーム『いっき』をスマホでプレイしています。auスマートパスプレミアム会員の特典のひとつとして、他にも色んなゲームが遊べるんです。 『いっき』は1985年に発売されたゲームですが、その特殊な難易度のせいで、僕の学校では「何なんだよこのゲームは!???」とさじを投げた子がほとんどでした。しかし大人になった今なら、35年前のシンプルなゲームなんて― 余裕でクリアできるわけですよ!!! 嘘よね~ん いや無理! 何年経とうが難しいものは難しい。クリアできる人いるのこれ? ほんと、何なんだよこのゲームは!? というわけで、作った人に直接「何なんですか?」と聞くために、サン電子株式会社にやってきました。自社のゲームブ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 世界情勢がなんとなく「魔剣X」みたいになっているような気がする昨今。みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は「真・女神転生III NOCTURNE」(以下、真3)が、「真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER」(以下「真3HD」)としてリマスターされて大興奮! PS4版をハード、Switch版をハード併用のマーシフルで両方進めつつ、久々の「真3」を堪能しています。 アトラスのゲームを愛してやまない自分が、人生で1、2を争うくらい好きな作品である「真3」。それが現行ハードでリマスターされる、というだけでプラス1億点なのですね。PS2版「真3」は本当に素晴らしい名作なので、今回のリマスターで仮にちょっとした欠点があっても褒めたたえちゃいますって! というわけで、今回は何があっても褒める記事を書くことにしました。たとえ、
注意点 「CEDEC2020のPERACONが参加人数が多すぎて、提出物の質が低くなった」という問題については、書いてません。あくまで審査員の質についてだけを書いています。*1 記事を書くにあたって、審査員は匿名で書きたかったのですが、 審査員全員の名前が公開されていて、中途半端に匿名にしても無意味なこと。 根本的な問題では、反省はしてなさそう。 審査員にも責任があるべきといっていること。 なので、審査員の実名を出しました。ただ、悪い部分だけをピックアップすることはないように、できるだけ多くのデータを出し、客観的に判断するように心がけました。 はじめに CEDECというゲーム業界のカンファレンスで、PERACONというゲーム企画コンテストがあります。今年からはCESAというゲーム業界最大の団体の人材育成部会で引き取って、毎年人材を育成するという目的で行っていくことになったようですが、これか
杏ちゃんはBANされたツーラーでも内部の人間でもありません!! 先日Twitterにて指摘したグランブルーファンタジーのステージング環境へアクセスが可能だった件についてまとめておきます。 (該当ツイートは削除済みのため画像を添付しておきます) ※ 注意 本記事中にはURLやIPアドレスが含まれます。 既に外部からのアクセスはできなくなっていますが、利用規約等を考慮しアクセスしないほうがいいと思います。 ステージング環境へのアクセス外部からのアクセスが確認できた環境は複数ありURLからおそらくステージング環境と思われます。 1. stg.game.granbluefantasy.jp 2. stgz.game.granbluefantasy.jp これらの環境は外部から「制限なく」「誰でも」アクセス可能な状態で公開されていました。 また、Googleにインデックス登録されており検索結果に表示
ゲームをプレイしていると、キャラクター同士が様々な会話を行うイベントシーンを目にすることがある。そういったゲーム内で表示されるテキストを作る「ゲームシナリオライター」という職業をご存じの方は多いだろう。 ゲームとシナリオは密接に関係しており、当然ながらその歴史はゲーム業界とほぼ同じぐらいの長さがある。だが、実のところ日本のゲーム業界において、ゲームシナリオライターとは長い間「肩書き」のひとつとして認識されていた一方、決して一般的な「職業」ではなかった。 ところがそんなゲームシナリオ業界が2010年代に入って激変し、環境も大きく改善している。その立役者と言えるのが、ある3つのゲームだ。 ひとつ目は『チェインクロニクル』。 同作はシナリオを重視したネイティブアプリがヒットすることをゲーム業界に示し、さらに多くのゲームに影響を与えることとなるシナリオ構造の原型を作った。 (画像はチェインクロニク
どうしても、このソシャゲ運営の行動が理解できないのです。 無理なお願いかもしれませんが、その理由を調べられたら記事にしてください。 ゲームキャストにはときおり、ソシャゲに関する調査依頼がくる。 大抵は無理な依頼だが……偶然にも調べることができたのでメールをくださった方のために記事化する。 「このゲームは、×月より運営元を●●社に移管します」 近年、苦戦しているソーシャルゲームが他社に移管され、運営元が変更されることがままある。運営の変化によってアップデート頻度が変わったり、課金要素が変化したりすることもあり、プレイヤーにとっては大事件だ。 その運営移管の事件でもとくに話題になった……闇案件とも言われる事件が、今回説明する『ハーレム伝説事件』である。 その事件は2019年におきた。 話題になったゲームは『蒼穹のミストアーク(以下、ミストアーク)』で、これは“未来を救う”ために勇者が聖剣を求め
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く