細田 孝宏 日経ビジネス 副編集長 1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職 この著者の記事を見る
今日、とある新聞社のインタビューを受けていて、聞かれました。 記者の方「シリコンバレーの方が、日本よりも失敗に寛容だ、と良く言うじゃないないですか。失敗しても何度でもチャンスが与えられるイメージがあります。」 僕「うーん、そんなことないと思いますよ。」 シリコンバレーでも、失敗は失敗として認識される。FailConfなど、失敗を大っぴらに語り合う場はあるものの、やはり失敗は失敗だ。 多くの起業家は、自分たちの事業が立ちいかなくなると、会社の資産とチームを売却して、自分の利益よりもまず先に投資家に出来るだけお金を返そうとする。こうなるともはや「義理」の世界だ。事業が軌道に載っていない状態での売却の場合、会社の価値=チームの価値だから、創業者自身は数年ロックアップされる。売却額が十分大きくない場合は、自分の売却益なんてゼロに近い場合だってある。それでも投資家にちゃんとお金を返そうとする起業家は
最近、ノマド・ワーキングという流行語に対し色々な批判を目にします。 「若者はノマドにあこがれるけど、実際にはノマドになれるのは一部の人間だけじゃないの?」 「ノマドのライフスタイルを奨励するのは罪作りだ。なぜなら勘違いして会社を辞めた若者が中途半端な人生を送る事になるから。」 僕はノマド・ワーキングを奨励もしないし、逆に否定もしません。ただ巨視的な視点から見るとちょうど水が高いところから低いところへ流れるのと同じようにノマド的なワーク・スタイルは今後増えこそすれ減る事はないと感じています。 なぜ好むと好まざるとにかかわらず今後ノマド的なワーク・スタイルが増えてしまうのか? 今日はそれについてチョッと書きます。 先ずノマド・ワーキングと言えば一匹狼的な響きがありますが、それに正反対の存在である大企業というものを考えてみましょう。 なぜ企業が存在するのでしょうか? 最初にこの問題に取り組んだの
彼は純粋な技術屋といった感じで、 愚痴もまじっていたせいだろうか、何を言ってるかわからない部分もあったが、 いろいろと興味深い話を聞くことができた。 「結局、装置があれば韓国でも中国でもどこでも作れるようになって、値段のたたきあいになっちゃたんだろ」 という私に対して、彼は言った。 「体力勝負で負けたのは否定しない。だけどな、装置があれば誰でも作れるというのは大間違い」 「最大の要因は、やつらの技術力が高かったことだと思う。というかうちの規模の会社が研究開発で対抗できてたのがある意味奇跡。」 メモリは『装置があれば作れる汎用品』なわけではない。ということを彼は熱弁していた。 回路ひとつをとってみても、『アナログ』技術の塊で、 記憶素子のわずかな物理量(数10フェムトとか言ってた)の変化を 増幅する高精度なアンプだとか、 秒速数ギガビットの信号を処理するためにピコ秒単位で 信号のタイミングを
なぜiPhoneもiPadも中国で作られるのか? 実は他国では製造しにくい意外な現実も...2012.02.01 11:005,405 湯木進悟 もしや日本国内でも状況は同じ? このところ米国では新たな雇用創出を目指して、例えば、アップルなどのメーカーがiPhoneやiPadなどの製品を、中国の工場ではなく、米国内で製造する体制を作ってはどうかという意見が強まったりもしているようですが、単に労働コストの問題だけじゃなくって、かなり別の意味でも実現は困難な厳しい現実が存在しているようですよ。 米国ではなく中国の労働力を用いることで非難されるべきではないと思う。なぜなら、米国内で必要なスキルを備えた人材を見出そうとしても、このところ才能豊かな若者が枯渇してきているからだ。熟練した技術を有する従業員を確保しようとすると米国では行き詰まり、中国では豊富に確保することができる。 こんなふうにあるアッ
アップル社のスティーブといえば、いまだとジョブズだが、30年以上前、アップル社の最初のヒット作品であるAPPLE IIの時代には、もうひとりいた。スティーブ・ウォズニアックだ。APPLE IIを設計した天才エンジニアであるウォズニアックはウォズの魔法使いとか呼ばれて、パソコンマニアの中では、もっとも尊敬される人物のひとりだった。だから、当時のアップルファンにはスティーブといえば、ジョブズが好きか、ウォズニアックが好きかという定番の話題があったのだ。 もちろん、ウォズニアック派がほとんどだった。ジョブズは天才エンジニアのウォズニアックをうまくつかまえて大儲けをしたビジネスのひとだと思われていたから人気がなかった。 第一次パソコンブームの当時、日本でもそういう天才プログラマをうまくつかって大ヒットソフトをつくって大儲けするビジネスマンや大人たちといった構図はあちこちで見られたから、まあ、ジョブ
2011年06月23日02:42 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] Google VS Facebook (9)栄枯盛衰の歴史(後編) Google VS Facebook (8)栄枯盛衰の歴史(前篇)の続きです ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ マイクロソフトは、インターネットの隆盛を軽視してしまった。 そんな事が起こると困る そういう立場の人・企業・地域・国家は、事態の変化を過小評価する マイクロソフトにも、それが起こった ビル・ゲイツは「これはマズイ!」と察知したが、超巨大企業は舵を切りきれなかった。 PCを普及させることを通じて、素晴らしい変化を作り出したマイクロソフトだが、彼らと同様な情熱で、しかし異なったアプローチで、早くて安くて簡単・便利という効果・インパクトを追求するグループも出現した。 イ
就職活動をしている学生の中には何かと「成長」という言葉を使う人が多く見られます。そして、就職活動を始めた時と比べて、内定を得た学生は何か一皮むけたような感覚を持つでしょう。また、キャリアコンサルタントの多くが「就活を通して成長すること」を声高に叫びます。 しかし本当に就活を通して、人は成長するのでしょうか? 確かに就活を始めたばかりの学生と内定を取って就活を終えた学生では、違いがあり、私も成長はしているなと感じます。例えばSPIでどの程度の正答率なら、どういう企業に通るかというのも最初はわかりませんが、徐々に肌感覚でわかってきます。また、面接でどういうことを言った時に、どういう反応が返ってくるかも、長く面接を続けていけば、徐々にわかってくるものです。 このように、多くの学生は就活を始めた頃よりも、多くのSPIを解けるようになりますし、面接でも受け答えがスムーズになって行きます。それを成長と
みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。 いやはや大変な寒さでございますね。山からはチラホラと雪便りが……どころじゃなくて、連日連夜大雪のニュースが届いています。豪雪でお悩みの方には大変申し訳がないのですが、この盛大な降雪はスキーヤーの私にとって実にめでたいことです。今シーズンは春まで心おきなく楽しめそう。私はこの週末から白馬で遅めのシーズンインとなります。今年もバンバン滑りますよ。 クルマとジョギングに加えてスキーの記事を書くのはどうかなぁ……。え?そんなの書いても読者は喜ばない?日経ビジネスオンラインの読者諸兄は、ガチでスキーを楽しんでこられた世代だと思うのですがいかがでしょう。みなさま最近スキーには行っておられますか? さて、今回も先週に引き続き盛大に参りましょう。“スキーにも行けるスーパーカー”日産自動車「GT-R」の開発責任者、水野和敏氏の新春大放談第2弾で
“わずか4台で年2億円売上” 駅前に回数券をバラで転売する自販機増殖中…JR西なすすべなし 1 名前:番組の途中ですが名無しです ◆GEMkLJbZ/.:2011/01/09(日) 08:40:06.45 ID:Sg3VnbcV0 近距離きっぷもお得 駅前に自販機続々 阪神間のJRの駅前に、近距離のきっぷを割安で買える自動販売機が続々と登場している。12枚で1組の「昼間特割きっぷ」に目を付けたチケット業者がマージンをとってバラ売りするようになった。中には、わずか4台で年間約2億円を売り上げる業者も。 「できれば正規料金で……」とこぼすJR西日本だが、法的な問題はなく、駅前の「商売繁盛」になすすべがない。 兵庫県西宮市のJR甲子園口駅改札から20メートルほどのロータリー沿い。平日午後、「格安JR券」と大きく書かれた自販機の前に並んでいる人たちがいた。 西宮市の女性(55)が30並ぶボタンのう
1 : スケート(チベット自治区):2011/01/03(月) 17:03:24.04 ID:0etEQSJpP ?DIA(123457) ポイント特典 中国の一部メディアは2日、日本の華字紙・新華僑報を引用し、日本に住む中国人留学生が大挙して、大手家電店の「新年・初売り商品」を買っていると伝えた。転売によって1日20万円を儲ける人もいるという。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が実施したアンケートによると「日本の習慣を壊す」との否定的な見方の回答は少数派。「もしも、あなたが日本にいたら」と尋ねたところ、「自分も日本の習慣を利用して金儲けしたい」との回答が26.95%で、最多だった。 中国人留学生が日本にある正月の「初売り」の習慣を利用して稼いでいることに対しては「賢い。商機を逃さない」との回答が5割を超え、「日本の習慣を破壊」とする2割程度を大きく超えた。 http://news.sea
なぜ日本のネットベンチャーはエントランスばかりが小奇麗で、執務スペースは養鶏場のような有様なのでしょうね。執務スペースだけはクリエイティビティが感じられない。転職準備金200万円よりも、もっとゆったりしたデスクを用意したほうがよっぽど効果あると思うのだけど。 ディー・エヌ・エーさん、執務スペースは広いけどデスクが縦横にずらり。 blog::941:株式会社ディー・エヌ・エーに行ってきた! Googleワナビーなオフィス造りがちょっと気になるグリーさん(初代サーバーの展示とか)、執務スペースだけはいかにも日本のオフィスという感じで残念。 blog::941:グリー株式会社 に行ってきた! エントランスなどがアーティスティックでシャレオツなスタートトゥデイさん、執務スペースは広いけどデスクはギッチリ詰まって並んでて残念。 blog::941:ZOZOTOWNで有名な 株式会社スタートトゥデイ
東証大納会で打鐘するJAXAの川口淳一郎氏=30日午後、東京都中央区日本橋兜町の東京証券取引所(中鉢久美子撮影) 今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、円高進行を嫌気し、日経平均株価が大幅に下落。終値は前日比115円62銭安の1万0228円92銭で、昨年大納会の終値との比較では317円52銭の下落となった。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は9.21ポイント安の898.80だった。 欧州の財政・金融不安に端を発する投資心理の冷え込みで、東証1部の年間売買代金は概算で約354兆4331億円(昨年比約4%減)と、3年連続で減少、薄商いの1年だった。投資主体別で見ると、個人投資家は2年連続の売り越しだが、出遅れ感のあった日本株を割安と捉えた外国人投資家は2年連続で買い越した。 今年の大納会では、7年ぶりの帰還が人々の心を打った小惑星探査機「はやぶさ」のプロ
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