コロナ禍で保健所の業務が逼迫(ひっぱく)し、その役割が注目された。「今こそ保健所復活、保健師の数を増やし、ソーシャルワーカーも加えて保健所を基盤に地域での生活を支援する仕組みがもっとできればいいんじゃないかと思うんです。近所付き合いが薄れた分、普段から見守ってくれ、相談できるところが必要です。病気になったら訪問看護師や医師が訪れ、病院とも連携する。そんな支援体制が求められているんじゃないでしょうか」 「私はクリスチャンですから、命は神様の思(おぼ)し召しで、それに従うよりしょうがないと思っています。だからといって何もしなくていいわけじゃなくて、病気になれば治療もするし、予防もする。だけど最後は自分でどうなるものでもない。その意味ではみんな同じ。あのキッシンジャー(元米国務長官)も100歳で亡くなった。最後は一つ。みんな亡くなる。命や死については『委ねる』という言葉が一番近いかなと感じます」
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