3月21日、大手製薬企業「バイオジェン」と「エーザイ」は、開発中のアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の臨床試験を中止すると発表しました。(プレスリリース) 認知症の最大の原因となっているアルツハイマー病には、現在のところ、病気の進行そのものを抑える「根本治療薬」は開発されていません。 アデュカヌマブは「こんどこそ第1号になる」と世界中で注目されていたものでした。 というのも、世界で最も権威のある専門誌のひとつ「Nature」に、効果を期待できるデータが報告されていたからです。 アルツハイマー病の原因として疑われているのがアミロイドベータ(Aβ)という物質です。この物質が脳にたまると、神経が傷つき、脳の働きを衰えさせるのではないか?と考えられています(アミロイドベータ仮説)。 2016年にNatureに報告された研究では、アデュカヌマブを使うと、脳にたまったアミロイドベータが減り、しか
大村氏のノーベル賞、薬を開発したメルクが無償でアフリカに提供と聞き。 恥ずかしながらメルク社が初耳だったのと、ノーベル賞受賞となればさぞ誇らしかろうと、オフィシャルサイトをググってみる。 ホーム - Merck Japan http://www.merck.co.jp/ja/index.html 何も無い。冷めすぎじゃない?外資の日本語ページだしこんなもん?イベルメクチンも見当たらない。 さすがにおかしいと思いググり直すと 「ドイツのメルク」は「米国のメルク」とは違います メルクブランド - Merck Japan http://www.merck.co.jp/ja/company/the_merck_group/the_brand_merck/the_brand_merck.html ドイツ・ダルムシュタットに本社を置くMerck KGaA と米国の医薬品会社Merck & Co
Scans that illustrate the differences in three brains: a person who’s brain is healthy, left, one with mild cognitive impairment, center, and one with Alzheimer’s disease.Credit...Science Source An experimental Alzheimer’s drug that had previously appeared to show promise in slowing the deterioration of thinking and memory has failed in a large Eli Lilly clinical trial, dealing a significant disap
国と製薬会社が33億円を投じ、認知症の7割を占めるアルツハイマー病の早期発見を目指す国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」で、臨床試験のデータが改ざんされた可能性が浮上し、厚生労働省は調査を始めた。一定の時間を経た後に記憶を確かめる検査で時間を書き換えたり、不都合な症状を削除したりしていた疑いがある。先端医療を巡る国際競争が過熱する中で、日本の研究への信用が失われかねない事態だ。 J―ADNIはアルツハイマー病の兆候を調べ、早期治療や新薬開発に役立てるのが目的。物忘れなどの症状と脳画像や血液との関連を研究する。これまで経済産業省、厚労省、文部科学省が計24億円、製薬会社11社が計9億円を支出し、認知症研究の第一人者である東大の岩坪威教授(神経病理学)を代表に全国38の医療施設が参加。製薬会社などがつくる「バイオテクノロジー開発技術研究組合」が事務局を担う。 改ざんの疑いがあるのは、
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