2012/11/29:0 障害者制度改革の流れ 青木志帆 当事者のための難病政策を考えるシンポジウム 申請の窓口にすら立てない人がいる社会はおかしい困っている人の問題ではなく、困らせている社会の問題として谷間をなくす試みを、新しい谷間を作ることで終わらせないために ◇制度と制度の谷間から 兵庫県弁護士会の弁護士をしています、青木志帆と申します。弁護士が一人も参加していないシンポジウムというのははじめてです。しかも、東京で思い切り関西弁で失礼します(笑) 一応、私も難病当事者ですから、このシンポジウムにシンポジストとして呼んでいただいたわけですが、私のタニマーな状況について、とりあえずどういう病気があるかということだけ、ご説明させていただきます。私は六歳の時に頭蓋咽頭腫という脳腫瘍が発見され、二度手術をしました。 頭蓋咽頭腫というのは脳腫瘍なものですから、本当に小さい腫瘍だったのですけれども