厚生労働省は28日、肺がん治療で新薬のオプジーボ(一般名・ニボルマブ)と、自由診療で再生医療の「がん免疫療法」を併用した60代の男性が心不全で死亡したことを受け、再生医療を提供する全国の約400医療機関に対し、併用薬の確認などを求める通知を出した。 厚労省によると、亡くなった男性は狭心症の持病があり、治療と死亡の因果関係は不明だが、この二つの治療法の併用は有効性と安全性が確立していないことや死亡例が出ていることを患者に説明し、同意を得ることなども求めている。 <アピタル:ニュース・フォーカス・その他> http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/