米国の若者が深刻な債務危機に直面している。「アメリカンドリーム」という言葉がむなしく響くほどだ。 Z世代とミレニアル世代の若者たちは経済的な道のりの重要な局面で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と数十年ぶりの高インフレという厄介なワンツーパンチを食らった。 ニューヨーク連銀によると、18-29歳の若年層は現在、合わせて1兆1200億ドル(約170兆円)の負債を抱えている。これは、米国の消費者債務総額17兆8000億ドルの6.3%に過ぎないが、これから稼ぎを増やそうとする人々にとっては大きな負担だ。 こうした膨大な負債は、若い成人の間に広がる経済への悲観論を助長し、彼らの働き方やお金の使い方に変化をもたらしている。これは、若者たちの将来の経済状況だけでなく、米経済全体にも影響を及ぼす可能性がある重要な変化だ。 EYの文化洞察戦略リーダーでZ世代について研究しているマーシー・メ

