引き続き、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏の著書『世界秩序の変化に対処するための原則』から、インフレや通貨安に苦しむ国が最終的にどうなるかについてのダリオ氏の予想を紹介したい。 紙幣の価値下落 2000年代から人々はインフレ政策によってインフレを目指してきたが、コロナ後にようやく世界的なインフレとなった。 そしてインフレとなって初めて人々はインフレ政策の問題を理解し始めているようである。その問題とはインフレである。最初から名前に書いてある。 ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』において最初から予想していた問題が、各国に少しずつ顕在化している。 日本では通貨安を止めるのが難しくなっている。経済学者のラリー・サマーズ氏は、量的緩和で円の価値を下げながら為替介入で円の価値を保とうとする日銀のことを「1人綱引き」と皮肉っていた。 サマーズ氏: 日本政

