去年、三重県伊賀市役所の職員が、会社の内部告発を行った男性の個人情報をその会社の社長に伝えていたことが分かりました。 「怖い。信じられない。 私の名前が出ているというのが」 (告発者) 複数の関係者によりますと、去年11月、伊賀市の男性が市に対して「勤めていた会社の指示で市内の土地に産業廃棄物を埋めた」と告発しました。 伊賀市はその後、その会社の社長に対して、告発者の男性に無断で男性の名前などを伝えたということです。 「現場で(社長に)確認したということは事実。(Q:現場で名前を出した?)そうですね」 (伊賀市担当者) 伊賀市はCBCの取材に、男性の名前を伝えたことは認めた一方で、「問題行為かどうかについては現時点では回答できない」としています。 個人情報や内部告発に詳しい弁護士は… 「名指しでこの方の名前を出しているとすると、落ち度としては極めて大きい。個人情報保護法、地方公務員法、国家
徹底した規制緩和で、食料関連の市場規模はこの30年で1.5倍に膨らむ一方、食料自給率は38%まで低下している。 世界的な人口増による食料需要の増大や気候変動による生産量の減少で、食料価格が高騰し、輸出制限が懸念されるなか、日本は「食の安全保障」を確立できるのか。新著『農業消滅』は、日本の農業が今どのような危機にあるのかを伝えています。 NG食品を見極める、商品ラベルの「裏読み」術 本稿は同書から一部を抜粋・編集しお届けします。 ■「日本産にないリスクのある食べ物」が送られている アメリカの穀物農家は、発がん性に加え、腸内細菌を殺してしまうことで、さまざまな疾患を誘発する懸念が指摘されているグリホサートを、雑草ではなく麦に直接散布している。収穫時に雨に降られると小麦が発芽してしまうので、先に除草剤で枯らせて収穫するのだ。枯らして収穫し、輸送するときには、日本では使用されていない防カビ剤*を噴
乗用車による衝突の弾みで店内に突っ込んだ軽乗用車=22日午後7時ごろ、太田市下浜田町(画像を一部加工しています) 22日午後5時25分ごろ、群馬県太田市の男性(82)が運転する乗用車が、同市下浜田町の美容室の店先に止めてあった無人の軽乗用車に衝突、弾みで軽乗用車が壁を突き破り、店内に突っ込んだ。軽乗用車は2メートルほど奥に入り込み、店内にいた高崎市のパートの女性客(47)が右膝に軽傷を負った。店内には事故当時、けがをした女性を含む客2人と従業員3人がいた。男性にけがはなかった。 軽乗用車は女性客(43)=太田市=が所有し、女性は事故直前に美容室に到着して店内でカウンセリングを受けていたという。「爆発音が聞こえて、後ろを振り返ったら美容師さんが転んでいた。よく見たら自分の車で驚いた。もし運転席に座っていたらと思うと恐ろしい」と震える声で語った。
16日午後1時50分ごろ、東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目の代々木病院の敷地内で、東京都港区の無職男性(80)が運転する乗用車が、車いすに乗っていた自営業の入沢周史(しゅうじ)さん(78)=東京都新宿区四谷4丁目=ら男性2人をはねた。入沢さんは腰などを強く打ち死亡。そばにいた70代男性も頭を打ち心肺停止という。 警視庁原宿署によると、入沢さんは通院の帰りで、知人の迎えを待っていたとみられる。運転していた男性は知人の見舞いに訪れ、敷地内の駐車場を後進していた際にブレーキ操作を誤り、車止めを乗り越えて2人をはねたとみられるという。署は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いがあるとみて男性から事情を聴いている。
東京五輪はメディアやネット上では盛り上がっているように見えるが、実際には温度差が生まれている。同調圧力で関心のなさを隠したり、周囲と合わせる程度の興味だったりする人が少なくない。AERA 2021年8月9日号から。 【写真】「軽すぎる五輪」が始まったのはこの瞬間から * * * 「温度差」を初めて感じたのは、もう7年以上前になるだろうか。 受験の難関を乗り越え、東京都内の名門中高一貫校に息子が合格。新しい生活の一歩となる入学式で、ふと気づいた。 「どうして保護者じゃない人たちがいるんだろう」 都内に住む50代女性は、周囲を見渡してそう感じた。 入学式では当時、学園理事長を務めていた男性があいさつした。そして、“じゃない人”たちの胸元にちょこんとつくバッジを見て、「なるほどな」と合点がいった。 <TOKYO 2020> あいさつをしたのは、式の3カ月前に東京五輪・パラリンピック大会組織委
「ワクチンを若い方も打っていただきたい」。小池百合子東京都知事は7月28日、新型コロナウイルス感染者の急増を受けて記者団にこう発言した。今月2日にも「40~50代のまだ受けていない方はできるだけ早くお願いしたい」と呼びかけたが、こうした発言に対し、SNSでは「予約を取りたくても取れないのに」と怒りが噴出している。都内に住む42歳の女性も自身の経験から「ワクチンの予約は、超人気アーティストのチケットを取るようなものだった」と予約争奪戦を嘆き、小池氏の発言に憤る。【中嶋真希/デジタル報道センター】 【承認ワクチン3社】接種間隔や年齢、有効性の違い 「予約が取れないのに」「接種したくても供給されない」。SNSにはこんなコメントがあふれた。怒りの矛先は小池氏の発言だった。 7月28日、小池氏は都庁で記者団に「ワクチンを受けていない、そして若い、だけど重症・中等症になる若い世代が増えている。若い方々
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月3日放送)に経済アナリストのジョセフ・クラフトが出演。亡命希望のベラルーシの陸上選手にポーランドがビザを発給したことについて解説した。 東京オリンピック陸上・ベラルーシ代表で、本国からの帰国命令を拒否し日本に滞在しているクリスチナ・チマノウスカヤ選手が8月2日、ポーランドへの亡命に向けた書類を提出した。ポーランド外務省高官は2日、「ビザを発給した」とツイッターで明らかにしている。 飯田)「本国からの帰国命令を拒否」というように報道されていますけれども、この帰国命令が無茶苦茶ですものね。 クラフト)ベラルーシは欧州最後の独裁者と言われているぐらいの。 飯田)ルカシェンコ大統領。 クラフト)無茶苦茶なのです。国際的にはかなり大きなニュースで、個人的には、今回の問題でも日本政府としての存在感をもう少し出して欲しかったですね。日本の難民受け入
〈ワースト・オリンピック・エバー(今までで最悪の五輪)〉〈「今まで」ではなくとも、ここ50年で最悪〉――。日本が連日のメダルラッシュに沸く一方で、SNS上では海外から辛辣なコメントが噴出している。 韓国テレビ局MBCが東京五輪報道で“珍プレー”連発…「国の恥」と最も怒ったのは韓国人だった 自国の五輪代表チームへの不満やメディアの報じ方への批判など、「最悪」の理由はさまざまだが、約11億ドル(約1200億円)にも上る放映権料をIOC(国際オリンピック委員会)に支払った米放送局NBCの不振が象徴的だ。 NBCは約12億5000万ドル(約1370億円)の広告収入を当て込む一方、27日までの視聴者数は前回のリオ五輪と比べ42%も減少。先月23日の開会式の視聴者は過去33年で最少だった。 米ブルームバーグによると、NBCは開会式以降、視聴者の低迷を理由に広告スポンサーへ補償策を提案しているという。同
作家の百田尚樹氏が7月31日に自身のツイッターを更新した内容が波紋を呼んでいる。百田氏は同日に開催されたバレーボール女子1次リーグの日本-韓国戦に言及し、「女子バレー、日本と韓国を見てるが、韓国人、全員、顔のレベルが高い。オリンピックということで、おそらく全員……おっと、これ以上言うたら、また炎上するから言わん」とつぶやいた。 【画像】波紋を呼んだ百田直樹氏のツイートはこちら 同日にフルセットの末、日本に勝利した韓国女子選手の容姿について言及したツイートに、ハングル語で批判のコメントが相次いだ。日本語では百田氏のツイートに同調するコメントもあったが、「そんなくだらないツイートで読者を失望させないでください」と苦言も見られた。 自民党関係者はこう指摘する。 「人種差別に関して敏感な時代になぜこんなツイートをするのか。百田氏は頭の回転が速く、立派な作品も残している。ただ、このコメントは韓国に対
政府は2日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県に緊急事態宣言を発令した。感染拡大を防ぐため、政府は県境を越える不要不急の移動の自粛を呼びかけているが、お盆休みを控えて航空や鉄道の予約は前年より増えており、人の動きはむしろ活発化しつつある。 【世界の5つの変異株】感染力、ワクチンの有効性は 航空各社によると、お盆休み期間(6~15日)の国内線の予約は前年比1・4倍の165万3000人。国際線も5万5000人で同2・7倍に増えた。 全日空によると、予約は東京都が4回目の宣言期間に入った7月中旬以降も伸びており、担当者は「ワクチン接種が進み、里帰りする人の需要がある」とみる。 鉄道も同様だ。JR各社によると、6~17日の新幹線、在来線の指定席予約は先月19日現在で84万席に達する。感染拡大前の2019年比では76%減だが、20年より1割増えた。新幹線の路線別で
全国知事会が1日に都道府県境をまたぐ旅行・帰省を「原則中止・延期」と呼び掛けたことに、一夜明けた2日もSNS上では不満の声が絶えない。「大運動会で盛り上がってるくせに」「何の為に高齢者のワクチン接種を」と国民の怒りがネット上に噴出。反発の声が表面化している。 全国知事会は1日に公表した取りまとめで、お盆など夏休みシーズンを迎えるが、都道府県境をまたぐ不要不急の旅行・帰省について、「行かない」「呼ばない」「延期」「原則中止を」などと呼び掛けた。 1日にもSNS上では反発の声が挙がったが、一夜明けた2日午前中にも不服や不満を訴える声が相次ぎ、ツイッター上では「帰省原則中止」がトレンド入り。 「あなた達は何の為に高齢者のワクチン接種を一生懸命やったのか」「いつまでも大人しく従うと思うな」「大運動会で盛り上がってくるくせに何言ってんだか、、冗談は顔だけにしておけ」など強い口調で、整合性がとれない対
約30年前から音楽業界でも小山田圭吾(52)に自省を促す声が上がっていた。 小山田は謝罪のコメントを発表して以降、公の場での発言には至っていない。 【写真】宮根誠司の五輪大はしゃぎにネット民は… この問題に対しては社会学者の宮台真司氏は「謝罪よりも自己分析を」と、世間が忘れるのを待つのは、社会に与える影響や、本人の復帰にとっても得策ではないとの考えを示している。 また、小山田の発言や姿勢に対しては90年代当時から、ミュージシャンの中でも疑問の声が上がっていた。 バンド「SING LIKE TALKING」の佐藤竹善(58)は、28年前の自身のラジオ番組で直接名前は挙げていないが「元『F』で『C』の『O』」として話を切り出し、小山田が週刊誌の取材に対して、当時ブレークしていた「CHAGE&ASKA」や「B’z」「米米CLUB」の音楽をボロクソに叩いていたことに言及。 佐藤は冷静ながらもかなり
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