カリフォルニア州で投票の行われる、同性結婚の禁止を目的とする条例案住民投票事項8(Proposition 8)に対し、Appleが反対の態度を明らかにしている。 Appleは米国時間10月24日、同性結婚を禁止する条例に反対する「No On Prop 8」キャンペーンに10万ドルを寄付すると発表した。同条例案の投票は11月4日。Googleも条例案に反対の態度を示している。 ウェブサイトのHot Newsセクションに掲示された声明には次のように書かれていた。「Appleはカリフォルニア州の企業の中でも早いうちから、従業員の同性パートナーに対し平等の権利や福利厚生を認めてきた。結婚する権利を含む基本的人権が、性的指向によって侵害されることがあってはならない。Appleはこれを政治問題というよりも人権問題と捉えており、それ故に公にProposition 8反対を唱えている」