ThinkPadは大和研究所から生まれる――これはIBMのPC事業部がLenovoへ転籍した現在でも変わらない。レノボ製品の開発拠点は、同社がイノベーション・トライアングルと呼ぶ、北米ノースカロライナと中国(北京、シンセン、上海)、そして大和事業所(神奈川県大和市)の3つだが、ノートPC開発の中心は今も昔もこの大和事業所だ。 もちろん、大和で行われているのは設計・開発だけではない。事業所内には研究棟や実験施設が並び、ユーザビリティテストやトーチャーテストなど、製品完成までにクリアするべきさまざまな試験が実施されている。ノートPC、特にモバイルPCは性能や重量、駆動時間とともに、その耐久性も非常に重要なポイントになるが、安心してThinkPadシリーズを利用できるのは、ここでさまざまな“拷問”に耐えている試作機のおかげなのだ。 ここ大和研究所では、定期的に報道関係者を招き、実験施設や実験内容
![ThinkPadの“拷問部屋”を体験してきました](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/779c619ddddbd561ccebf92fb00aa5b561c6f4f4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpcuser%2Farticles%2F0706%2F13%2Fl_og_lenovo_001.jpg)