自分の人生において、指標となってくれたマンガがいくつかあります。 それは笑いだったり、勇気を奮い立たされることだったり、大泣きに泣いたことだったり。 そして、人に「あなたの思い出の本はなんですか?」といわれたとき、自分は「わずかいっちょまえ」と必ず答えています。 人生を変えた本、というと大げさですが、考え方そのもの動かし方を変えた本です。 ●いつも笑顔で、いられるわけがない● 主人公の女の子の名前は「和好」と書いて、わずかちゃん。お母さんが仕事の都合でほとんど帰ってこなくて、一人で暮らす小学生(途中から中学生)です。 とてもいきいきと健やかに育った、はつらつとした子です。周りの人もみんなそう思っています。母親にも「いつも友人と楽しくやっている」と伝えます。 というのは、建て前。 一人で暮らしていて、笑顔でい続けられるわけないじゃない。 お母さんが悪いわけじゃない。 勉強もしなきゃいけない。
![その時「わずかいっちょまえ」が教えてくれたんだ。 - たまごまごごはん](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8132c49db1abc3ff36ccc173fa87378fe81776b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fmakaronisan.la.coocan.jp%2Fimg05%2Fwa%2Fwa02.jpg)