Ruby言語は、その記述性の高さなどから注目を集め、特にWebアプリケーション構築の現場などで広く用いられるようになりつつあります。しかし、その一方で確定した言語仕様書が存在しないことはRubyに係る調達仕様書作成に支障を来す場合があるだけでなく、Rubyに関する人材育成の面や長期的な安定運用を必要とする情報システム分野への応用、Ruby処理系等への大規模な開発投資などに対する障壁となる場合があります。 そこで、Rubyの言語仕様書を検討し、国際標準化を図ることにより、Rubyをだれもが安心して調達や人材育成に活用できる環境を構築することを目指します。 Rubyはオープンソースとして開発されており、既に多くの開発者が参加するコミュニティが形成されています。このような体制によるRubyの改良・進歩の障害とならないよう十分に配慮した標準仕様の要件について検討し、それに基づいた標準仕様の草
IPAでは、ウェブサイト運営者が、ウェブサイト上で発生しうる問題に対し、適切な対策ができるようにするための注意事項として、『安全なウェブサイトの作り方』を取りまとめ、公開いたしました。 この資料は、昨年(2005年3月4日)にショッピングサイト運営者がウェブサイト上で発生しうる問題に対し、適切な対策ができるようにするための注意事項として発行した『消費者向け電子商取引サイトの運用における注意点』を、より広いウェブサイトの運営者に利用いただくことを目的に、内容の全面改訂を行ったものです。 『安全なウェブサイトの作り方』では、「ウェブアプリケーションのセキュリティ実装」として、IPAが届出を受けたソフトウエア製品およびウェブアプリケーションの脆弱性関連情報を基に、届出件数の多かった脆弱性や攻撃による影響度が大きい脆弱性を取り上げ、脆弱性の原因そのものをなくす根本的な解決策と、攻撃による影響の低減
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