2008/05/22 ファルコンストア・ジャパンは5月22日、中規模システムをターゲットとした仮想テープライブラリ(VTL)製品、「VTL-S」と「VTL-V」を国内に投入することを発表した。ソフトバンクBBと独占販売契約を結び、6月1日に販売を開始する。 ITシステムの拡張とサーバの台数増加にともない、それらのバックアップ/リストア用に取り付けられるテープライブラリの数も増加している。さらに、データ保護やコンプライアンスの観点からこまめにバックアップを取ることになると、テープカートリッジの山ができ、管理者の負荷が大きくなっていた。 VTLは、実際にはディスクストレージだが、サーバに対しては従来のテープライブラリと同様に振る舞うことで、複数のテープライブラリを集約する。この結果、消費されるストレージを節約でき、同じディスク容量でより多くのデータを保管できるほか、バックアップ作業を効率化し、